メンズのスタイリング剤選びに悩んでいませんか?
男性用のスタイリング剤は、
- ワックス
- ジェル
- ヘアスプレー
- グリース
- ポマード
など多種多様で、それぞれに特徴があるためどれを選んだらいいのか迷ってしまいますよね。
そこでおすすめしたいのが〝ヘアワックス〟と〝ヘアジェル〟です。
メンズのスタイリング剤の中ではワックスとジェルの人気が高い傾向にり、髪質や髪型によってどちらを購入しようか悩んでいる方も多いことでしょう。
そこで本記事では、
- メンズのスタイリング剤の種類がたくさんあってどれを選んだら良いのかわからない…
- ヘアワックスとヘアジェルって何か違いがあるの?
- 自分の髪質や髪型にはワックスとジェルどっちが合うのかな?
と考えている方へ向けて、ヘアワックスとヘアジェルのどちらがおすすめか、特徴やメリット・デメリットを紹介します。
メンズ用『ヘアワックス』の特徴・メリット・デメリット

ヘアワックスは種類が豊富なので、
- 髪質
- 髪型
- 目的
などによって、自分に合ったワックスを選びやすいのが特徴です。
ヘアワックスの特徴
ヘアワックスは種類によって含まれている成分が変わってきます。
- 油分が多めで髪に艶や潤いを与えるもの
- 繊維(ファイバー)成分が多めでセット力があるもの
など、含まれる成分により「ソフトタイプ」や「ハードタイプ」などに種類が分かれます。
(もっと細かく分かれるメーカーもあります)
そのため、
- 髪が長い人 … ソフトタイプ
- 髪が短い人 … ハードタイプ
- 髪が柔らかい人 … クレイタイプ
- 髪が硬い人 =…ハードタイプ
というように、髪質や髪型によってワックスを使い分けることができます。
ソフトタイプのワックスは適度に毛束を作ることができるし、毛先を摘まんでハネさせたり動きを出すことができます。
反対にハードタイプのワックスはしっかりと毛束をまとめることができて、髪を立たせたり強めに固めることも可能です。
軟毛の人はソフトタイプ、剛毛の人はハードタイプなど使い分けることができます。
ヘアワックスのデメリット
ヘアワックスのデメリットは以下の通りです。
選択をミスるとスタイリングしにくい
自分の髪質や髪型に合ったワックスを使用しないと、上手くスタイリングできなかったりセット力が足りなかったりすることがあります。
例えば、太くて硬い髪質の人がソフトタイプのワックスを使用するとセット力に欠けてしまいます。
また、髪の薄い人がハードタイプを使用すると束感ができすぎて地肌が透けて見えてしまうことになります。
自分の髪質や髪形を理解したうえでワックスを選ぶ必要があるため、購入時に悩んでしまうことも・・・。
購入してから「セットしにくい…」と思うことも多いです。
しっかり洗い流す必要がある
ヘアワックスは油性なので、〝水に溶けにくい〟という性質があります。
そのため、
- スタイリング後に手を洗う時もハンドソープでしっかり洗う必要がある
- シャンプーの時も予洗いだけでワックスを落とすことは難しい
という難点があります。
ワックスの固さによっては、しっかりワックスを落とすにはシャンプーを2回しなければいけない場合もあります。
しっかりシャンプーをしているつもりでも「ワックス洗い残してるかも・・・」と感じることも多いです。
シャンプーの泡立ちも悪くなります。
ヘアワックスのメリット
ヘアワックスのメリットは以下の通りです。
手直ししやすい
速乾性のあるジェルとは違い、髪を固めすぎないのため、スタイリング中やスタイリング後でも手ぐしで簡単に手直し可能です。
風邪や雨でスタイリングが乱れてもサッと手直しできるのは嬉しいですね。
動きを出しやすい
ワックスは粘りのある繊維が髪と髪をくっつけてボリューム感を調節したり立体感を出すことができます。
そのため、
- 髪の毛に毛束を作る
- 髪の毛を立たせる
- 毛先をハネさせる
など、動きのあるスタイリングを自由自在に作ることができます。
自然な動きを作りやすいです。
種類が豊富
ワックスは種類が豊富で、同じメーカーからでも髪型や目的に合わせてたくさんの種類のワックスが販売されています。(ハード・ソフト・グロスなど)
例えば、ナカノスタイリングワックスのTANTOシリーズでは、1~7までワックスの硬さが違い仕上がりが変わってきます。
種類 | 備考 |
---|---|
1ライトタイプ | ベタつきのないナチュラルでライトな仕上がり |
2ノーマルタイプ | ナチュラルな毛先の動きと毛束感を演出 |
3ライトハード | ほどよいホールド力で毛先の動きやウェーブ感、毛束感を演出 |
4 ハードタイプ | しっかりとした毛先の動きと毛束感を演出し、ヘアスタイルを長時間キープ |
5 スーパーハード | ハードなホールド力で思い通りのヘアスタイルを長時間キープ |
6 ウルトラスーパーハード | ハードなホールド力で毛束感をそのまま長時間ハードにキープ |
7 スーパータフハード | 超スーパーハードなホールド力で躍動感あふれるワイルドなスタイルを長時間ハードにキープ |
このように、「このワックスはこの髪型や目的に合いますよ」とパッケージに記載があるので、自分のスタイリングに合っているか確認してから購入することができます。
どのようなスタイリングにしたいかで選ぶことができますね。
メンズ用『ヘアジェル』の特徴・メリット・デメリット

ヘアジェルは水とポリマー成分を中心に混ぜ合わせた水溶性で、ワックスに比べてホールド力が優れています。
一度セットすると崩れにくいのが特徴です。
ヘアジェルの特徴
一度セットするとパリッとした質感に固まり崩れにくく、ウェット感やツヤ感を与えるなど見た目の印象を変える効果も発揮します。
- 髪をタイトにまとめたい
- ツヤのある仕上がりにしたい
- 毛束を作りたい
- 髪を立たせてキープしたい
このようなスタイリングをしたい人にヘアジェルがおススメです。
速乾性が強いので、ワックスよりも素早くスタイリングをする必要があります。
タオルドライの濡れた髪にも使用でき、乾くまでの間に髪同士が強力にくっつきます。
ヘアジェルのデメリット
ヘアジェルのデメリットは以下の通りです。
すぐに固まるのでセットが難しい
ヘアジェルは直ぐに固まってしまうので、ワックスに比べるとセットが難しいです。
手に取った時は軟らかいですが、スタイリング中にすぐに固まっていくので、速乾性の強いヘアジェルは納得のいくスタイリングになるまでに固まってしまうこともあります。
ジェルの一番のデメリットは一度セットすると手直しが簡単にできないので、セットに時間をかける方にはおススメできません。
地肌が見えてしまうことも…
ヘアジェルでスタイリングすると毛束が大きくなるため、毛量が少ない人が使用すると地肌が透けて見えてしまうこともあります。
地肌が見えると髪の毛が薄い印象を与えてしまうこともあるため、毛量が少ない人はジェルの量を少なめに使用するかワックスの使用をおすすめします。
ヘアジェルのメリット
ヘアジェルのメリットは以下の通りです。
簡単にスタイリングできる
タオルドライ後の少し濡れた髪(半乾き)の状態でも、ジェルをつけて馴染ませてセットすることができるので、スタイリングがとても楽です。
ドライヤーで乾かす手間や時間を割けるので、朝の忙しい時間でも簡単にセットできるのは嬉しいポイントです。
キープ力が強い
ジェルはパリッと固まるので、ワックスよりキープ力が断然強いです。
汗をかいたり濡れたりしない限り、朝セットした髪型を一日中キープしてくれるので、キープ力を持続させたい方におすすめです。
ワックスのようにヘアスプレーをかけて固める必要もありません。
水で簡単に洗い流せる
ジェルは水溶性なので、スタイリング後の手に残ったジェルも水で簡単に洗い流すことができます。
髪を洗う時もシャワーでしっかりジェルを落とすことができるので、その後のシャンプーの泡立ちがいいです。
ワックスの場合、しっかりシャンプーをしても「まだワックス残ってるかも…」という感じがありまが、ジェルはシャワーでの予洗いのみでしっかり落とすことができます。
ワックスと違い、シャワーのみでジェルが流れているのが実感できます。
毛量が多い人におススメ
濡れた状態で固まるジェルは毛束ができてタイトに仕上がるため、毛量が多い人にとってはボリュームを程良く抑えられるので格好よくスタイリングが決まります。
毛量が多くてスタイリングに困っているのであれば、一度ヘアジェルを使ってみることをおすすめします。
いつもと雰囲気が変わるので、新たな発見もあるかもしれませんよ。
ヘアジェルに変えてからワックスを使用できなくなってしまいました。
ヘアワックスとヘアジェルの違い|まとめ
ヘアワックス | ・マットな仕上がりにしたい ・毛先に動きを出したい ・いろんなスタイリングを楽しみたい |
ヘアジェル | ・髪をタイトにまとめたい ・ツヤのある仕上がりにしたい ・時短で楽にセットしたい |
僕はずっとワックスを使用してスタイリングしていましたが、ジェルの方が毛束やツヤが出て毛量を抑えられるので、美容師さんにジェルを勧められてからジェルのセットにハマってしまいました。
ワックスとジェルのどちらがいいか悩んでいる方、
- 髪質
- 髪型
- 目的
に合わせてスタイリング剤を選ぶようにしましょう。
是非本記事を参考にしてみて下さい。