犬と室内で一緒に暮らしている飼い主さん、時間が経つにつれて犬の行動範囲が広がり
- この部屋にも侵入されたくないな
- またペットフェンスが必要だ…
などと、あとからペットフェンスが必要になるケースも多いのではないでしょうか?
家の中には意外と侵入されたくない部屋や場所は多いので「そんなに立派なペットフェンスは必要ない」とか「簡単に出入りできたり跨げるペットフェンスがいい」という飼い主さんもいることでしょう。
我が家ではキッチンに侵入されたくなくてペットフェンスを設置していたのですが、少し高さがあって、跨ぐ時に倒してしまうことがあり悩んでいました。
そこで「100均アイテムで簡単に作れないかな?」と考えたところ、簡易的なペットフェンスを作るのにちょうどいい100均アイテムを発見しました!
100均アイテムで簡単なペットフェンスが制作できました!
本記事では、
- ペットフェンスを設置したいんだけど安くておすすめなものってある?
- 100均アイテムでペットフェンスって作れるかな?
と考えている飼い主さんへ向けて、100均アイテムを使用して簡易的なペットフェンスを作製する方法を紹介します。(小型犬用となってます)
〝お手頃・倒れにくい・跨ぎやすい〟使用になっているので参考にしてみて下さい。
目次
室内で犬と暮らすならペットフェンスは必要

100均アイテムで作製できるペットフェンスを紹介する前に、ペットフェンスが必要になってくる理由を考えていきましょう。
犬と一緒に暮らすうえでペットフェンスが必要になってくる理由は以下の通りです。
①誤飲や食中毒を防ぐ
キッチンや子供のスペースなどにペットフェンスを設置することで、拾い食いによる食中毒やおもちゃなどの誤飲を防ぐことができます。
キッチンに落ちているタマネギやチョコレートなどを犬が食べてしまった場合、食中毒を引き起こす可能性も考えられるし、子供のスペースでは小さなおもちゃなどを誤飲してしまう可能性も考えられます。
目を離したちょっとした隙に拾い食いをしてしまうかもしれないので、犬が侵入したら危険だという場所にペットフェンスを設置して、誤飲や食中毒を未然に防ぎましょう。
誤飲をして病院に来るワンちゃんも結構多いみたい…
いい匂いがすると口に入れたくなるもんね。
愛犬の命に関わってくるので、万が一を考えるとペットフェンスは重要になってきます。
②怪我を予防する
ペットフェンスを設置することで怪我のリスクを減らすことができます。
犬が階段を降りる時に滑って怪我をしたり、キッチンに置いてある包丁をイタズラしてしまい怪我をする可能性も考えられます。
また、人間の子供のおもちゃなど尖ったものを口に入れてしまい、口の中を切ってしまう子とも考えられますね。
様々なケースを考えて、家の危険箇所に愛犬が侵入しないようにペットフェンスを設置しましょう。
階段から落ちたら骨折するかもしれないよね…
ひざ関節が悪い子は脱臼することもあるよね。
侵入されても大丈夫なように、部屋の中をキレイにしておくことも大切になってきますね。
③部屋が汚れるのを防ぐ
- 和室に入るのを防ぎたい
- 寝室に入るのを防ぎたい
- 玄関に降りるのを防ぎたい
このように、汚されたくない部屋に入られるのがイヤだったり、犬が汚れないようにしたいという場合にもペットフェンスは役立ちます。
畳や布団にヨダレを垂らされたりおしっこをされたりしたら汚れを取るのは大変だし、玄関に降りたら犬の足が汚れるので、その度に脚を拭いたり洗ったりするのは面倒ですよね。
侵入されたくない部屋にはペットフェンスを設置して対応しましょう。
家に何個も立派なペットフェンスを設置しようとしたら結構いい金額になりますね。
100均アイテムで作れるペットフェンスなら安くすむってことだね!
作り方を見ていこう!
ペットフェンスは100均アイテムで簡単に作製できる

それではペットフェンスを作製していきましょう!
ペットフェンスを設置したい場所の寸法を計測して、必要なアイテムを100円ショップで揃えればOKです。
我が家で用意した100均アイテムは以下の通りです。
【必要な100均アイテム】(ダイソーで購入) | 値段 |
---|---|
・ワイヤーネット 約60㎝×29.5㎝ | ¥150 |
・ワイヤーネット 約44㎝×29.5㎝ | ¥100 |
・ワイヤーネット用スタンド(2個セット) | ¥100×2 |
・ワイヤーネット用連結ジョイント(12個入り) | ¥100 |
¥550(税抜き) |
フェンスを設置する場所でサイズも異なってきますが、最低でも『ワイヤーネット・スタンド(脚)』があればペットフェンスが作製できます。
『ワイヤーネットにスタンドとジョイントを装着する』
たったこれだけの作業でペットフェンスが作製できてしまいます。
簡単なので誰でも作成できます。
①ワイヤーネットを選ぼう

ワイヤーネットは様々なサイズがあるので、縦で使用するか横で使用するかなど、設置する場所に合わせてワイヤーネットを選びましょう。(サイズによって¥100じゃないのもあるので注意です)
我が家では跨ぎやすいように低めのフェンスにしたかったので、長方形のワイヤーネットを横にして、高さ29.5㎝の方で使用しました。
この高さなら小学生の子供も簡単に跨ぐことができるし、足が引っ掛かることもなくなったので、ストレスなくキッチンを行き来することができます。
我が家の愛犬はジャンプして飛び越えられる高さですが、以前使用していたペットフェンスの時に『倒れたら大きい音がするから嫌だ』というのを理解しているからか、フェンスを飛び越えることはありませんでした。
料理中でもいい子でフェンスの前で待っています。
大きい音が嫌いだからフェンスが倒れる音も嫌いなんだ。
ぼくはビビりだから前に使ってたフェンスの時は近付きたくもなかったよ。
②スタンドを装着する

画像のようにワイヤーネットの端に合わせて、スタンドを下から上にスライドさせて装着します。
脚の先はゴムでカバーがされているので、フェンスにぶつかってズレても床をキズつける心配はありません。
フローリングを傷つけない作りなので嬉しいですね。
③ジョイントで連結する

フェンスを2枚以上使用するときは、ジョイントで連結させることができます。
我が家の場合、横幅をピッタリにしたかったので画像のようにフェンスを重ねて、連結ジョイントは上に2個と下に1個使用しています。
連結ジョイントはスライドするだけで簡単に脱着することができますよ。
装着する向きを間違えると外すときに力が必要なので注意して下さい。(矢印の向きが揃うように装着します)

また、ワイヤーネットを複数枚連結することで、四角形や五角形など好きな形に組み替えることも可能です。
複数枚のワイヤーネットで囲うことで、愛犬の居住スペースを作ることもできますね。

100均アイテムでも、こんなに簡単にットフェンスを作成することができました。
まとめ:100均アイテムで作製したペットフェンスは、コスパもクオリティも満足できる
- 簡単に作製できる
- 安定感もまずまず
- コスパは最強!
- クオリティもGood!
100均アイテムで作製できるペットフェンスは、思っていた以上に〝コスパ〟も〝クオリティ〟も良くとても満足のいく出来でした。
欠点があるとしたら、『設置したい場所にピッタリとサイズが合わない』『犬の力でも押すことができる』ということでしょうか。
ペットフェンスをお手軽に済ませたいという飼い主さんは、是非この機会に【100均アイテムで作製できるペットフェンス】を試してみてはいかがでしょうか?
数か月後…
「跨ぎやすくなったし倒れにくいんだけど、また跨ぐ時に脚が引っ掛かるようになった…」という家族の要望から、ペットゲート第2弾(開閉式)を作製することになりました。
\ペットゲート第2弾!100均アイテムで開閉式ペットゲートを手作り/

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