便器に尿が飛び散っていれば目で見てすぐにわかりますが、それ以外の場所に尿や汚れ付着していても意外と見落としがちになってしまいます。
そこで本記事では、トイレ掃除を定期的に行っているのに『臭いが取れない!』と悩んでいる方へ向けて、トイレ掃除のチェックポイントを紹介します。
- トイレ掃除をしても臭いが取れなくて悩んでいる人
- 徹底的にトイレ掃除をやりたい人
目次
トイレを掃除しても臭い時のチェックポイント7つ
ちゃんとトイレ掃除をしていても、もしかしたら見逃している部分もあるかもしれません。
以下のチェックポイントを徹底的に掃除してみましょう。
- トイレブラシの収納ケース
- タオル&マット
- 便器の淵の裏
- 便器と床の隙間
- 床&壁
- 換気扇
- 便座と便器の隙間
①トイレブラシの収納ケース

トイレ掃除をしっかりしていても、「面倒臭い!」と思って放置しがちになってしまうのがトイレブラシ&収納ケースです。
ブラシで掃除をしたあとにしっかり水を切ったつもりでも、意外と水分は残っているもので、徐々にケースの下に水が溜まっていきます。
溜まった水が腐って、嫌なニオイを発していることがあります。
なので、こまめに水を捨てたり、ケースの中が汚れていたら定期的に洗うようにしましょう。
②タオルやマット
手拭き用のタオルや床に敷いたマットは臭いが染み付きやすいし、色や柄によっては飛び散った尿が確認しづらかったりするので、こまめに洗濯するようにしましょう。
洗濯が面倒ならば、これらは使用しないというのも手ですね。
来客がある時だけタオル・マット・便座カバーを装着するなどでもいいのではないでしょうか。
③便器の淵の裏
便器の淵の裏側もしっかり掃除しましょう。
目に見えない場所だとつい掃除を忘れがちですが、アンモニア臭の原因でもある尿石が溜まりやすく黄色くなっていることもあります。
尿石は、付着するとなかなか落としにくいので、付着する前にこまめにブラシをかけて予防しましょう。
④便器と床の隙間

便器と床の隙間には、便器をつたって流れてきた尿が溜まっていることもあります。
トイレマットを敷いていると死角になりやすいので、見落としてしまう人も多いのではないでしょうか?
便器を取り外して掃除することは不可能なので、周辺を入念に拭いたり、市販のトイレ用洗剤などを吹きかけて古歯ブラシなどを使用して埃をかきだすように掃除しましょう。
⑤床や壁
尿のしぶきが飛び散ったり、フタを開けたまま水を流すと床や壁に菌が飛び散ってしまいます。
床を定期的に拭く人はいても、壁まで拭いている人は少ないのではないでしょうか?
壁紙に染み付いてしまった臭いは取れにくいので、そうなる前に壁も拭いて菌を落とすようにしましょう。
トイレ用のふき取りシートだと壁紙に使用できないものもあるので、クエン酸や重曹スプレーなどを吹きかけて掃除をするのがおススメです。
⑥換気扇
アンモニアは空気より軽いので、天井や換気扇にもアンモニアが溜まっている可能性があります。
臭いが染み付いてしまうこともあるので、定期的に掃除するようにしましょう。
トイレの換気扇を見ると、結構埃が溜まっています。
そして、フィルターに埃が溜まっているということは、空気の循環機能の役割を果たしていないことになります。
換気扇としての機能が停止しているということは、臭いがトイレの中にとどまっているということになります。
換気扇は手が行き届かないので見落としがちですが、埃を払うだけでもいいので定期的に掃除しましょう。
【⇓トイレの換気扇を外して埃をキレイに掃除しよう⇓】

⑦便座と便器の隙間
温水洗浄便座、簡単に取り外せるの知ってました?
ほとんどの便器の場合、便座の横にあるボタンを押しながら手前にスライドすると簡単に外すことができます。
僕のように意外と盲点になってしまうのが、この便座と便器の隙間なのです。
ここの隙間に尿が飛び散ったり、ウォシュレットのノズルが戻った時に汚れを一緒に持ち帰ってしまったり、放置しておくことでどんどん尿石が溜まっていってしまいます。
便器側と便座側の両方が汚れてしまうので、掃除の度にとはいいませんが、1カ月に1回など定期的に確認してみることをおススメします。
【⇓便器と便座の間を掃除する時の便座の取り外し方はコチラ⇓】



まとめ:ニオイが取れない時は細部まで確認しよう
- トイレブラシとケースには汚れた水が溜まる
- タオルやマットは定期的に交換する
- 便器の淵の裏も覗き込んでみよう
- 便器と床の隙間に尿は流れ込む
- 床や壁に尿は飛び散る
- 換気扇を掃除して空気を循環する
- 便座と便器を取り外してみよう
毎日使うトイレだから、常にキレイにしておきたいですよね。
目で見えるところはキレイになっていても、臭いが取れない時はココで紹介した7つのポイントをチェックしてみましょう。
また、臭いの場所を特定できない場合は、直接臭いを嗅いで確認することも大切です。
勇気を出してチャレンジしてみて下さい!