トナーリはなぜトッテナムへ移籍した?ニューカッスル退団理由と移籍金を解説
2026年7月、イタリア代表MFサンドロ・トナーリが、ニューカッスル・ユナイテッドからトッテナム・ホットスパーへ完全移籍しました。
ニューカッスルの中盤を支えていた主力選手だけに、
と気になった人も多いのではないでしょうか。
トナーリがトッテナムを選んだ大きな理由のひとつは、ロベルト・デ・ゼルビ監督の存在です。本人はデ・ゼルビ監督と約2時間話したことで、トッテナム加入を決断したことを明かしています。
(出典:Tottenham Hotspur公式「Welcome, Sandro! Tonali makes the move to N17」)
また、ロンドンでの生活や家族面も移籍を決める要素になったと報じられています。
一方で、ニューカッスルとしては当初からトナーリを売却する予定だったわけではありません。
それでも最終的には、最大1億ポンドと報じられる巨額のオファーを受け入れました。
個人的には、「スパーズに行くならニューカッスルのままでもよかったのでは?」という気持ちもあります。ニューカッスルでも中心選手でしたし、サポーターからの人気も高かったですからね。
それでも本人が新しい環境やデ・ゼルビ監督との仕事に魅力を感じたのであれば、選手としては十分理解できる決断だと思います。
この記事では、トナーリがなぜニューカッスルを退団してトッテナムへ移籍したのか、移籍の決め手や移籍金について分かりやすく見ていきます。
| 選手 | サンドロ・トナーリ |
|---|---|
| 移籍前 | ニューカッスル・ユナイテッド |
| 移籍先 | トッテナム・ホットスパー |
| 主な移籍理由 | デ・ゼルビ監督の存在 新しい挑戦 生活面など |
| 移籍金 | 最大1億ポンドと報道 |
トナーリはなぜニューカッスルから移籍した?理由を解説
トナーリの移籍を理解するうえで、まず押さえておきたいのは、ニューカッスルで出場機会を失ったから退団したわけではないという点です。
トナーリは2023年夏にACミランからニューカッスルへ加入しました。その後はチームの中心選手となり、2025年のカラバオカップ優勝にも貢献しています。
ニューカッスル公式によると、退団までに公式戦110試合出場・10ゴールを記録しました。(出典:Newcastle United公式「Sandro Tonali leaves Newcastle United for Tottenham Hotspur」)
「戦力外になったから移籍した」という話ではありません。 むしろ主力としてプレーしていた中で、トッテナムから強く誘われ、本人も新たな挑戦を選んだ形です。
トナーリ本人が新たな挑戦を選んだ
トナーリはニューカッスルとの契約を2029年まで残しており、クラブ側も積極的に売却しようとしていたわけではありませんでした。
実際、トッテナムが最初に提示した約8000万ポンドのオファーは、ニューカッスルに拒否されたと報じられています。参考:Sky Sports
つまり今回の移籍は、ニューカッスルに必要とされなくなったからというより、トナーリ自身が新しい環境でプレーする道を選び、そこへトッテナムが強く動いた結果と見るのが自然でしょう。
Sky Sportsによると、トナーリはロンドンでの生活や家族面も、移籍を決める理由として挙げていたとされています。
デ・ゼルビ監督との会話が移籍の決め手になった
トナーリのトッテナム移籍で、特に大きなポイントとなったのがロベルト・デ・ゼルビ監督です。
トナーリは加入後、デ・ゼルビ監督と約2時間にわたって、クラブやファン、スタジアム、チームのサッカーについて話したと説明しています。
その会話を通じて、トッテナムへ加入したいという気持ちが強くなったようです。
要するに
単純に条件の良いクラブを選んだというより、「デ・ゼルビ監督の下でプレーしたい」という気持ちが移籍を大きく後押ししたと考えられます。
複数クラブの関心がある中でトッテナムを選んだ
トナーリには、トッテナム以外のクラブからも関心が寄せられていました。
移籍市場ではマンチェスター・シティなども獲得候補として報じられており、ニューカッスル側もトナーリを簡単に手放すつもりはありませんでした。
しかし、デ・ゼルビ監督は加入発表時に、トナーリには複数クラブから関心があったものの、本人はトッテナム加入を明確に望んでいたと説明しています。
そのため、トッテナム移籍は消去法ではなく、トナーリ本人が積極的に選んだ移籍先だったことがうかがえます。
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トッテナムへ移籍したのはなぜ?加入を決断した背景
では、数ある選択肢の中で、トナーリはなぜトッテナムを選んだのでしょうか。
大きな理由はデ・ゼルビ監督ですが、それだけではなさそうです。
こうした要素が重なった結果と考えられます。
デ・ゼルビ監督のサッカーに魅力を感じた
デ・ゼルビ監督は、ボールを保持しながら自陣から丁寧に組み立てるスタイルを特徴とする指揮官です。
一方のトナーリも、豊富な運動量や守備力だけでなく、パスや展開力を備えた中盤の選手です。
トッテナムはデ・ゼルビ監督の下で中盤の技術力を高めることを補強方針のひとつとしており、その中心候補としてトナーリ獲得を進めていました。
トナーリ本人も、デ・ゼルビ監督との会話では「自分たちのサッカー」について多く話したと説明しています。
監督の戦術と自分のプレースタイルが合うと感じたことも、加入への大きな後押しになったのでしょう。
ブレシアでつながるデ・ゼルビ監督との関係
トナーリとデ・ゼルビ監督には、イタリアのブレシアという共通点があります。
トナーリは2012年にブレシアの育成組織へ加入し、その後トップチームでプロデビュー。セリエA昇格にも貢献し、ACミランへ移籍するまで成長しました。
一方、デ・ゼルビ監督にとってブレシアは地元のクラブです。
デ・ゼルビ監督は以前からトナーリのキャリアを追っていたと話しています。
トナーリも、休暇などでブレシアに戻った際にデ・ゼルビ監督と会うことがあったと説明しており、まったく面識のない監督と選手という関係ではありませんでした。
こうした以前からのつながりも、移籍交渉の中で安心感につながったのかもしれません。
トッテナムのファンやスタジアムにも好印象を持っていた
トナーリは過去に、対戦相手としてトッテナムと戦った経験があります。
加入発表時には、トッテナムと対戦した際にファンが作り出す雰囲気に良い印象を持っていたことも明かしました。
デ・ゼルビ監督との話し合いでも、クラブだけでなくファンやスタジアムについて話題になったとしています。
個人的にはここが少し引っかかるところ
トナーリはニューカッスルでも主力でしたし、クラブも成長途中。 それだけに「トッテナムへ行くなら、そのままニューカッスルに残ってもよかったのでは?」と感じる人もいると思います。自分もその一人です。
ただ、選手にとっては順位やクラブ規模だけでなく、「どの監督とどんなサッカーをするか」「家族がどこで暮らすか」も大きな要素です。
そう考えると、本人にとってはトッテナムのほうが魅力的だったのでしょう。
こうした複数の要素が重なり、トナーリは最終的にトッテナムを選んだと考えられます。
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ニューカッスル退団はなぜ認められた?クラブ側の事情
トナーリ本人が移籍を望んだとしても、契約が残っている以上、ニューカッスルが拒否すれば簡単には移籍できません。
実際、ニューカッスルは当初トナーリを手放すつもりはなく、トッテナムから提示された約8000万ポンドのオファーを一度断っています。
それでも最終的に退団を認めた背景には、無視できないほど高額な移籍金がありました。
ニューカッスルにとって当初は想定外の放出だった
Sky Sportsは、トナーリの売却について、もともとニューカッスルの計画に含まれていたものではなかったと報じています。参考:Sky Sports
トナーリは主力選手で、契約も2029年まで残っていました。
そのため、ニューカッスル側に急いで売却しなければならない事情があったわけではありません。
それでもトッテナム側がオファーを引き上げ、クラブが受け入れられる水準まで達したことで状況が変わったとみられます。
高額オファーが補強資金を生み出す形になった
トナーリの移籍金は、最大1億ポンドと報じられています。
ニューカッスルにとっては主力を失う痛手ですが、その一方で巨額の補強資金を得られるメリットもあります。
Sky Sportsは、トナーリ売却で得る資金が、ニューカッスルの大規模なチーム刷新を進めるうえで重要になると報じました。
| ニューカッスル側のメリット | デメリット |
|---|---|
| 巨額の移籍金を得られる | 中盤の主力を失う |
| 複数ポジションの補強資金に回せる | 代役探しが必要になる |
| チーム再編を進めやすい | 戦力低下のリスクがある |
主力を残すことと、巨額の移籍金を使ってチーム全体を強化すること。
ニューカッスルとしては難しい判断だったと思いますが、最終的には後者を選べるほどのオファーだったのでしょう。
トナーリ本人の移籍希望も影響したとみられる
クラブ間で金額が合意しても、選手本人が望まなければ移籍は成立しません。
今回の場合、トナーリ本人はトッテナムへの移籍に前向きでした。
デ・ゼルビ監督も、本人が加入を明確に希望していたとコメントしています。
ニューカッスルとしては、無理に残留させるよりも、本人の意思を尊重しながら巨額の移籍金を得るほうが現実的だと判断した可能性があります。
ただし、ニューカッスルは公式発表で詳細な売却理由までは説明していません。
そのため、クラブ内部の判断については、報道から読み取れる背景として考えておくのがよさそうです。
トナーリのトッテナム移籍金はいくら?契約内容も確認
トナーリのトッテナム移籍でもうひとつ大きな注目を集めたのが、移籍金です。
ニューカッスルは具体的な金額を公式発表していません。
ただし、クラブは今回の移籍について、クラブ史上2番目に高い売却額になったと発表しています。
移籍金は最大1億ポンドと報じられた
Sky Sportsによると、トッテナムがトナーリ獲得に支払う移籍金は、総額で最大1億ポンドです。日本円に換算すると、約217億円です。参考:Sky Sports
日本円に換算した金額は為替レートによって変わりますが、プレミアリーグの中でもかなり大きな金額です。
トナーリがニューカッスルの主力だったことに加え、2029年まで契約を残していたことも、高額な移籍金につながった要因と考えられます。
基本額9250万ポンド+750万ポンドの追加条件
報道されている移籍金の内訳は、基本額9250万ポンド+条件達成による追加750万ポンドです。
すべての追加条件が達成された場合、総額は1億ポンドに達します。
Sky Sportsは、この金額がトッテナムにとってクラブ記録となる大型契約だと報じています。
ニューカッスル史上でもトップクラスの売却額
ニューカッスル公式は、トナーリの移籍金がクラブ史上2番目に高い売却額になったと発表しました。
トナーリを戦力として残したい気持ちがあったとしても、ここまでの金額を提示されれば、クラブ経営上は検討せざるを得ません。
逆にトッテナム側から見れば、それだけ高額な移籍金を支払ったということは、デ・ゼルビ体制の中心選手として大きな期待を寄せているということでしょう。
まとめ|トナーリがトッテナムへ移籍した最大の理由はデ・ゼルビ監督の存在
トナーリがトッテナムへの移籍を決断した背景で特に大きかったのは、やはりデ・ゼルビ監督の存在でしょう。
デ・ゼルビ監督との約2時間の話し合いを通して、トナーリはクラブのサッカーや将来像に魅力を感じ、トッテナムへの加入を決断しました。
- トナーリはニューカッスルで主力として活躍していた
- 戦力外や出場機会減少による移籍ではない
- デ・ゼルビ監督との会話が加入の大きな決め手になった
- トナーリ本人がトッテナムへの移籍を希望していた
- ロンドンでの生活や家族面も理由のひとつと報じられた
- 移籍金は基本額9250万ポンド+追加750万ポンドと報道
- 最大1億ポンドに達する可能性がある
ニューカッスル側は当初、主力であるトナーリを積極的に売却する考えではありませんでした。
しかし、トッテナムが最終的に最大1億ポンドと報じられる巨額の条件を提示。本人の移籍希望も重なり、完全移籍が成立しました。
個人的には、ニューカッスルで中心選手としてプレーを続けるトナーリも見たかったです。 正直なところ、「スパーズに行くなら残ってもよかったのでは?」と思ってしまいます。
とはいえ、選手にしか分からないキャリアの考え方や家族の事情もありますし、何よりデ・ゼルビ監督から直接口説かれたことは大きかったのでしょう。
トッテナムが最大1億ポンド規模の投資をした以上、今後どんな役割を任されるのかにも注目したいですね。
