フットサルシューズは色んなメーカーがあるし、そのメーカーからも様々な種類のフットサルシューズが販売されていますよね?
本記事では、これからフットサルをはじめる初心者の方へ向けて、各メーカーの特徴や主なシリーズを紹介していきます。
- これからフットサルをはじめる初心者
- フットサルシューズのメーカー毎の特徴を知りたい人
- フットサルシューズ選びに悩んでいる人
フットサルシューズ各メーカー毎の特徴

フットサルシューズは多くのスポーツメーカーが手掛けています。
その中から自分の足に合ったフットサルシューズを見つけるのは難しいですよね。
ここでは、各メーカー毎の特徴を〝ざっくり〟と紹介するので、フットサル初心者やフットサルシューズ選びに悩んでいる人は参考にしてみて下さい。
①adidas(アディダス)
アディダスはドイツ発祥のスポーツメーカーで、デザイン性・機能性ともにトップレベルのフットサルシューズでとても人気があります。
足幅は、標準~やや幅広の人向けです。
現在、アディダスから販売されている主なシリーズは以下の通り。
- X(エックス):軽量でフィット力・スピード重視
- predator(プレデター):フィット力抜群、コントロール重視
- Nemeziz(ネメシス):素早いターンや俊敏性のあるアジリティ重視
- copa(コパ):柔らかい素材で〝素足感覚〟のボールタッチ重視
- SALA(トップサラ):インドア用フットサルシューズのベーシックモデル
②NIKE(ナイキ)
ナイキはアメリカ発祥のスポーツメーカーで、デザイン性・機能性ともにアディダスと並んでとても人気のあるフットサルシューズです。
足幅は、やや狭い~標準の人向けです。
現在、ナイキから販売されている主なシリーズは以下の通り。
- MERCURIAL(マーキュリアル):スピードで圧倒したいプレーヤー向け
- PHANTOM VISION(ファントムヴィジョン):ボールコントロール重視
- PHANTOM VENOM(ファントムヴェノム):グリップ力・キック性能重視
- TIEMPO(ティエンポ):天然皮革が足に馴染み快適さを生む
③asics(アシックス)
アシックスは日本発祥のスポーツメーカーなので、日本人の足にフィットしやすいのが特徴です。
フットサルシューズでは国内でも人気を集めています。
足幅は、標準~幅広の人向けです。
現在、アシックスから販売されている主なシリーズは以下の通り。
- DS LIGHT(DSライト):耐久性に優れ雨天時にも高性能
- DESTAQUE(デスタッキ):グリップ力・フィット力・安定力抜群
- TOQUE(トッキ):素足感覚でプレーできるボールタッチ重視
- CALCETTO(カルチェット):基本性能を搭載、ワイド設計
④PUMA(プーマ)
プーマはドイツ発祥のスポーツメーカーで、数年前は多くのフットサル日本代表選手も愛用していました。
足幅は、やや狭い~標準の人向けです。
現在、プーマから販売されている主なシリーズは以下の通り。
- FUTURU(フューチャー):NETFIT技術を搭載でフィット力抜群!
- ONE(ワン):柔軟性と繊細なボールコントロール重視
⑤mizuno(ミズノ)
ミズノは日本発祥のスポーツメーカーで、日本人の足にフィットしやすいのはもちろんのこと、屈曲性に優れているという特徴があります。
足幅は標準~やや幅広の人向けで、多様なサイズを販売しています。
現在、ミズノから販売されている主なシリーズは以下の通り。
- REBULA(レビュラ):スピード重視、横ズレを抑制しキレのある動きをサポート
- MORELIA(モレリア):軽量・柔軟・素足感覚を追究
- MONARCIDA(モナルシーダ):クッション性・グリップ力・フィット力抜群
⑥umbro(アンブロ)
アンブロはイギリスで誕生したスポーツメーカーですが、他のメーカーに比べて横幅が少しワイドに設計されているので、日本人の足の藻馴染みやすい特徴があります。
足幅は標準~幅広の人向けです。
現在、アンブロから販売されている主なシリーズは以下の通り。
- ACCERATOR(アクセレーター):フィット力と安定性を追究
- UVR(ユーブイアール):しっかり蹴り込める、足馴染み抜群
- UMB クロス:普段・ランニング・フットサル、蹴って走れるトレシュー
⑦PENALTY(ペナルティ)
ペナルティはブラジル発祥のスポーツメーカーです。
ブラジルらしいカラーと個性的なデザインが多いので、コート内での存在感もあります。
足幅はやや狭い~標準の人向けのものが多いです。
現在、ペナルティから販売されている主なフットサルシューズは以下の通り。
- CRAQUE(クラッキ):フィット力・安定力重視
- XANGO(ジャンゴ):激しいステップにも対応するホールド力
⑧ATHLETA(アスレタ)
アスレタもブラジル発祥のスポーツメーカーで、ジャージやプラクティスシャツなどのデザインも格好よくとても人気のあるブランドです。
フットサルシューズの販売は2016年からと遅いですが、アスレタのデザインとカラーがシューズにもしっかりと影響されていて格好いいです。
足幅は標準~やや幅広の人向けです。
現在、アスレタから販売されている主なフットサルシューズは以下の通り。
- Rodorigo(ロドリゴ):ホールド力が良くプレーの横ブレを軽減
- Arthur(アルトゥール):クッション力・安定力重視
⑨SVOLME(スヴォルメ)
スヴォルメは日本発祥のフットボールメーカーで、サッカーシューズの販売は2011年からと遅めです。
お洒落なデザインのプラクティスシャツが印象的なスヴォルメですが、フットサルシューズもカラフルでお洒落なデザインが多いので女性ウケもいいです。
足幅はやや狭い~標準の人向けです。
現在、スヴォルメから販売されている主なフットサルシューズは以下の通り。
- URBANO(アルバーノ):未経験者でも心地良いフィット力がある
- ELHISTA(エルヒスタ):軽量でフィット力があるのでボールタッチ重視
- SOLDANTE(ソルダンテ):フィット力・ホールド力がGOOD!
⑩hummel(ヒュンメル)
ヒュンメルはデンマーク発祥のスポーツメーカーで、シンプルな物から派手なデザインのものがあるのが特徴です。
足幅は標準~幅広い人向けです。
現在、ヒュンメルから販売されている主な主なシリーズは以下の通り。
- IMPALI(インパリ):耐久性に優れている、ワイドフィット
- APICARE(アピカーレ):滑らかなフィット力、踏み込み時のズレを抑制
⑪Desporte(デスポルチ)
デスポルチは日本発祥のフットボールメーカーです。
プロ選手の愛用者も多いため、フットサル界では人気ブランドになります。
足幅は標準~やや幅広い人向けです。
現在、デスポルチが販売している主なフットサルシューズは以下の通り。
- カンピーナス:デスポルチの代表的モデル。優れたフィット力と耐久力を両立
- サンルイス:フィット力と足裏の衝撃吸収に優れる
⑫LUZ a SOMBRA(ルースイソンブラ)
ルースイソンブラは日本発祥のフットボールメーカーです。
とてもシンプルなデザインが特徴的で、スタイリッシュなビジュアルが好きな方におススメです。
足幅は標準の人向けです。
現在、ルースイソンブラから販売されている主なシリーズは以下の通り。
- ALA CORTA(アラコルタ):軽量性としなやかさを追究、ボールタッチ重視
- AXIS-1:軽量性と耐久性のバランスを追究
フットサルシューズの選び方
フットサルメーカーの特徴を理解したうえで、フットサルシューズを選んでいきましょう。
以下の点を基準にしていくと選びやすいでしょう。
- 使用する環境
- フットサルシューズの素材
- 自分の足に合っているか
- 好みのビジュアルか
①環境で選ぶ(室内用・人工芝用)
フットサルをプレーする環境は大きく分けて屋内と屋外があります。
体育館で使用するシューズをインドアシューズ、人工芝で使用するシューズをトレーニングシューズ(トレシュー)と呼びます。
それぞれの特徴は以下の通り。
【屋内用】
- 一般的にフットサルシューズ=インドアシューズのこと
- 主に体育館で使用する
- 靴底にデコボコが少なくフラット
- 体育館の床に色が付かないように靴底が飴色や白色になっている
【屋外用】
- 一般的に『トレーニングシューズ(トレシュー)』と呼ばれる
- 人工芝で滑らないように靴底に突起(デコボコ)がある
- 雨で濡れたコートでも使用できる
- 屋内では使用禁止
【⇓インドアシューズとトレーニングシューズの違いはコチラ⇓】

②素材で選ぶ(人工皮革・天然皮革)
フットサルシューズの素材には『人工皮革』と『天然皮革』の2種類があります。
それぞれの特徴は以下の通り。
【人工皮革】
- 人工的に合成繊維やポリウレタン樹脂などを組み合わせている
- マイクロファイバーなどの高性能素材を使用している
- 耐水性に優れている
- 伸びにくくフィット力がイマイチな場合も
【天然皮革】
- 牛やカンガルーなどの動物の皮を使用している
- 伸びやすく使用するほど足に馴染んでくる
- 耐水性に劣る
- 型崩れしやすい
その他、人工皮革は値段が安めで天然皮革は値段が高いことが多いです。
どちらもメリット・デメリットがありますが、初心者の方は素材はそこまで気にしなくてもいいです。
③足にフィットしたものを選ぶ
サイズはフットサルシューズを選ぶうえで、最も大切なポイントになってきます。
サイズが合わないと靴擦れを起こすだけではなく、靴の中で足が動いたりして捻挫の原因になることもあります。
踏ん張りがきかなかったりプレーにも影響するので、以下の点に注意して自分の足にぴったりフィットするフットサルシューズを選びましょう。
- 足幅が合っているか(足が締め付けられる感じがないか)
- 足の甲が合っているか(靴ひもが広がったり締まりすぎていないか)
- 爪先に5mm程度の余裕があるか
- 足の指は5本動かせるか
フットサルのソックスは厚手にできているので、フットサルシューズを試着する時は、厚手の靴下を履いていくかフットサルソックスを持って試着しましょう。
【⇓足幅の測り方はコチラのサイトで詳しく確認できます⇓】
https://www.asics.com/jp/ja-jp/mk/shoe-size-guide
④ビジュアルで選ぶ
フットサルシューズはメーカーも豊富で、シンプルなものから派手なものまで多種多様です。
どのフットサルシューズがいいか迷った時は、自分の好きなデザインやカラーのものを選ぶのも有りです。
自分の好みのデザインの方が、「もっと上手くなりたい!」とか「早く練習がしたい!」などとモチベーションもあがります。
フットサルシューズ選びに迷った時は、《好きなデザイン・好きなカラー・好きなメーカー足に合いやすいシューズ》などを基準に選んでみましょう。
まとめ:自分の足に合った自分の好きなデザインのフットサルシューズを選ぼう!
- アディダス:標準~やや幅広
- ナイキ:やや幅狭~標準
- アシックス:標準~幅広
- プーマ:やや幅狭~標準
- ミズノ:標準~やや幅広
- アンブロ:標準~幅広
- ペナルティ:やや幅狭~標準
- アスレタ:標準~やや幅広
- スボルメ:やや幅狭~標準
- ヒュンメル:標準~やや幅広
- デスポルチ:標準~やや幅広
- ルースイソンブラ:標準
各メーカーの特徴はあくまでも目安です。
メーカーから販売されているシリーズ毎でも足幅は変わってくるので、試着してから選ぶのが一番です。
自分の足にぴったりフィットする自分好みのデザインのフットサルシューズを選んで、是非フットサルを楽しく続けて下さい。
この記事があなたのフットサルライフに役立ってくれたら幸いです。