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プレミアリーグ通算アシストランキング【TOP10】歴代最多アシストを記録した選手は誰?

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プレミアリーグの歴史の中で、多くの選手が華麗なパスワークで観衆を魅了してきました。

それでは、歴代最多アシストを記録した選手たちは一体どのような活躍をしてきたのでしょうか?

今回は、アシスト数でトップ10に名を連ねる選手たちを取り上げ、彼らの輝かしい足跡を追います。

第10位のデビット・ベッカムから、リストの頂点に立つライアン・ギグスまで、彼らがプレミアリーグでどのような影響を与えたかを詳しく解説していきます。

プレミアリーグ通算アシストランキング(1992~2024シーズン)

プレミアリーグが1992年に創設されて以来、多くの才能ある選手がその舞台で光り輝いてきました。

ゴールを御膳立てするアシストにおいては、チームの得点を支える重要な役割を果たし、忘れられない瞬間を数多く作り出しました。

今回は、これまでのプレミアリーグで最も多くのアシストを記録したトップ10の選手たちを振り返ります。

【10位】デビッド・ベッカム(265試合80アシスト)

【プレミアリーグ個人成績】
所属クラブシーズン出場得点
マンチェスター・
ユナイテッド
1994–9540
1995–96337
1996-97368
1997-98379
1998-99346
1999-2000316
2000-01319
2001-022811
2002-03316
通算26562

『デビッド・ベッカム』は、練習生時代にエリック・カントナの練習相手として精度の高いクロスを蹴っていたところ、その光景を見ていたファーガソン監督がトップで起用することを決めたと言われています。

プレミアリーグデビューは1995年で、「265試合80アシスト」を記録しました。

右サイドからの正確無比なクロスやフリーキックは、チームの戦術に欠かせない要素となりました。

マンチェスター・ユナイテッド在籍時には、

  • プレミアリーグ優勝6回
  • チャンピオンズリーグ優勝1回
  • FAカップ優勝2回

という輝かしい成績を残し、1998-99シーズンには、「プレミアリーグ・FAカップ・チャンピオンズリーグ」で優勝するトレブル(三冠)を達成しています。

その後、

  • レアル・マドリード
  • LAギャラクシー
  • ACミラン
  • パリ・サンジェルマン

といったクラブで活躍しました。

日本でも人気のあったサッカー選手ですね。

【9位】ジェイムズ・ミルナー(634試合89アシスト)

【プレミアリーグ個人成績】
所属クラブシーズン出場得点
リーズ・
ユナイテッド
2002-03182
2003-04303
通算485
ニューカッスル・
ユナイテッド
2004-05251
2005-0630
通算281
アストン・ヴィラ2005-06271
ニューカッスル・
ユナイテッド
2006-07353
2007-08292
2008-0920
通算665
アストン・ヴィラ2008-09363
2009-10367
2010-1111
通算7311
マンチェスター・
シティ
2010-11320
2011-12263
2012-13264
2013-14311
2014-15325
通算14713
リヴァプール2015-16285
2016-17367
2017-18320
2018-19315
2019-20222
2020-21260
2021-22240
2022-23310
通算23019
ブライトン2023-24150
通算63455

「ジェイムズ・ミルナー」は、イングランドのサッカー界で長年にわたり活躍してきたベテランプレーヤーで、プレミアリーグ「634試合89アシスト」を記録しています。

2002年にリーズ・ユナイテッドで若干16歳でプレミアリーグデビューを飾ると、ウェイン・ルーニーが保持していた最年少得点記録を更新しました。

その後、

  • ニューカッスル・ユナイテッド
  • アストン・ヴィラ
  • マンチェスター・シティ
  • リヴァプール

といったクラブで活躍し、現在はブライトンで現役を続けています。

どのポジションでも対応可能なユーティリティ性がとても高く評価され、マンチェスター・シティとリヴァプールでは数多くのタイトル獲得に貢献しました。

ミルナーの経験値やユーティリティ性は、ブライトンにとって大きなプラスになることでしょう。

【8位】スティーブン・ジェラード(504試合92アシスト)

【プレミアリーグ個人成績】
所属クラブシーズン出場得点
リヴァプール1998-99120
1999-2000291
2000-01337
2001-02283
2002-03345
2003-04344
2004-05307
2005-063210
2006-07367
2007-083411
2008-093116
2009-10339
2010-11214
2011-12185
2012-13369
2013-143413
2014-15299
通算504120

「スティーブン・ジェラード」は、幼少期からリヴァプールのアカデミーで技術を磨き、1998年のブラックバーン戦でトップチームデビューを果たしました。

当初は右サイドバックとしてプレーしていましたが、後にミッドフィールダーに転向。プレミアリーグ通算「504試合92アシスト」を記録しています。

17シーズンもの間リヴァプールで過ごし、

  • FAカップ優勝2回
  • カラバオカップ優勝3回
  • チャンピオンズリーグ優勝1回

といったタイトル獲得に貢献していますが、プレミアリーグ優勝という悲願を達成することはできませんでした。

個人でも多くの賞を受賞し、ファンの心に残る数々の名シーンを生み出した伝説的な選手として、今も多くの人々に愛されています。

右足から放たれる強力なミドルシュートで、何度もチームの危機をすくいました。

【7位】ダビド・シルバ(309試合93アシスト)

【プレミアリーグ個人成績】
所属クラブシーズン出場得点
マンチェスター・
シティ
2010-11354
2011-12366
2012-13324
2013-14277
2014-153212
2015-16242
2016-17344
2017-18299
2018-19336
2019-20276
通算30960

「ダビド・シルバ」は、15歳のときにバレンシアの下部組織に移籍し、2004年~2010年の間バレンシアで活躍しました。

2010年6月30日、イングランドの名門マンチェスター・シティへの移籍が決定。8月14日にはトッテナム戦でプレミアリーグデビューを果たします。

2010年~2020年もの間マンチェスター・シティでプレーすると、プレミアリーグでは「309試合99アシスト」という記録を残しました。

10シーズンの間で、

  • プレミアリーグ優勝4回
  • FAカップ優勝2回
  • カラバオカップ優勝5回

といったタイトル獲得に貢献、数々のアシストでチームを支え続けてくれました。

優れた判断力と視野の広さで相手選手を寄せ付けないMFで、常に動きながらボールをコントロールし、的確に味方にパスを繋いでいくプレーでファンを魅了した選手です。

その後、ラ・リーガのレアル・ソシエダに移籍し、日本代表の久保選手とも抜群のコンビネーションで観客を沸かせました。

柔らかいボールタッチや切れのあるターンなど、テクニックにも優れていました。

【6位】デニス・ベルカンプ(315試合94アシスト)

【プレミアリーグ個人成績】
所属クラブシーズン出場得点
アーセナル1995–963311
1996-972912
1997-982816
1998-992912
1999-2000286
2000-01253
2001-02339
2002-03294
2003-04284
2004-05298
2005-06242
通算31587

アヤックスでプロキャリアをスタートさせ活躍した「デニス・ベルカンプ」は、インテルへの移籍を経てアーセナルで長くプレーしました。

アヤックスでは3年連続得点王に輝き、プレミアリーグでは「315試合87アシスト」という記録を残しています。

アーセナルでは、

  • プレミアリーグ3回優勝
  • FAカップ4回優勝

というタイトル獲得に貢献し、1997-98シーズンと2001-02シーズンにリーグとFAカップのダブル(二冠)を達成しました。

2003-04シーズンには、プレミアリーグで一度も負けることなく優勝を果たす「インビンシブルズ(無敵のチーム)」の主軸として活躍しました。

アーセナルでは、ティエリ・アンリのサポート役としてチームに貢献しました。

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【5位】フランク・ランパード(609試合102アシスト)

【プレミアリーグ個人成績】
所属クラブシーズン出場得点
ウェストハム・
ユナイテッド
1995-9620
1996-97130
1997-98315
1998-99385
1999-00347
2000-01307
通算14824
チェルシー2001-02375
2002-03385
2003-043810
2004-053813
2005-063516
2006-073711
2007-082410
2008-093712
2009-103622
2010-112410
2011-123011
2012-132915
2013-14266
通算429146
マンチェスター・
シティ
2014-15326
プレミアリーグ通算609176

「フランク・ランパード」は、プレミアリーグ通算「611試合102アシスト」を記録し、歴代アシストランキングで第4位にランクインしています。

1995年にウェストハムでプロデビューを果たしました。

ウェストハムでは、父がコーチを務め伯父が監督をしていたことから、一部のファンから厳しい評価を受けることもありましたが、レンタル移籍などを経て徐々に頭角を現しました。

2001年にチェルシーへ移籍すると、13シーズンにわたってプレーし、

  • プレミアリーグ優勝3回
  • FAカップ優勝4回
  • カラバオカップ優勝2回
  • チャンピオンズリーグ優勝1回
  • ヨーロッパリーグ優勝1回

といったタイトル獲得に貢献し、数々の輝かしい成果を挙げることとなります。

その後、マンチェスター・シティやニューヨーク・シティで豊富な経験を活かしプレーしました。

ランパードは、卓越した視野と判断力、試合の流れを読み取る能力に優れており、ボールを持った瞬間に最適なパスコースを見つけ出すことができました。

短いパスで敵陣を崩したり、スペースがある時は長いスルーパスで一気にゴール前までボールを運び、多様なパスの選択肢がランパードを特別な選手にしたともいえます。

通算得点ランキングでは歴代6位にランクインしています。

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【4位】ウェイン・ルーニー(491試合103アシスト)

【プレミアリーグ個人成績】
(※スライドできます)
所属クラブシーズン出場得点
エヴァートン2002-03336
2003-04349
通算6715
マンチェスター・
ユナイテッド
2004-052911
2005-063616
2006-073514
2007-082712
2008-093012
2009-103226
2010-112811
2011-123427
2012-132712
2013-142917
2014-153312
2015-16288
2016-17255
通算393183
エヴァートン2017-183110
プレミアリーグ通算491208

「ウェイン・ルーニー」はプレミアリーグで多大な影響を与えた選手の一人で、プレミアリーグ通算「491試合103のアシスト」という記録を残しています。

ルーニーは、地元エヴァートンの下部組織へ入団し、2002年のプレミアリーグ開幕戦で16歳と298日という若さでトップチームデビューを果たしました。

当時のプレミアリーグ最年少得点記録を更新するなど、エヴァートンでの初期の成功は、ルーニーが後にプレミアリーグで一流の選手として成長するための基盤を築くものでした。

2004年にマンチェスター・ユナイテッドに移籍すると、

  • プレミアリーグ優勝5回
  • FAカップ優勝1回
  • カラバオカップ優勝4回
  • チャンピオンズリーグ優勝1回
  • ヨーロッパリーグ優勝1回

といったタイトル獲得に貢献、個人でも様々な賞を受賞しました。

ルーニーは、

  • ポジショニング
  • シュート
  • パス
  • フィジカル

すべての才能に恵まれた万能型のストライカーで、自分でゴールを決めることができ仲間を生かすプレーもできる選手でした。

「センタフォワード・ウイング・トップ下」など、攻撃的なポジションであれば難なくプレーをこなす抜群のサッカーセンスで、何度もチームを救っています。

ルーニー描いたビジョンとアイディアは、チームメイトに多くの得点機会を与え、プレーメーカーとして卓越した能力を示してくれました。

香川選手のハットトリックも御膳立てしてくれました。

【3位】セスク・ファブレガス(350試合111アシスト)

【プレミアリーグ個人成績】
所属クラブシーズン出場得点
アーセナル2004-05332
2005-06353
2006-07382
2007-08327
2008-09223
2009-102715
2010-11253
通算21235
チェルシー2014-15343
2015-16375
2016-17295
2017-18322
2018-1960
通算13815
プレミアリーグ通算35050

「セスク・ファブレガス」は、アーセナルやチェルシーといったビッグクラブでプレーし、プレミアリーグにおいて通算「350試合111アシスト」を記録しました。

セスク・ファブレガスは、スペインのバルセロナでカンテラ出身として育ち、そこでリオネル・メッシやジェラール・ピケと一緒にプレーしていました。

バルセロナのトップチームにはシャビ・エルナンデスやイニエスタといった同ポジションのスター選手がいたため、セスクの才能に惚れ込んだアーセン・ヴェンゲル監督率いるアーセナルへと移籍しました。

移籍後すぐにチームの中心選手となり、在籍7シーズンでプレミアリーグ「212試合76アシスト」、FAカップ優勝1回という成績でした。

その後、2011年にバルセロナへ復帰すると、2014年にチェルシーへ移籍。

チェルシーには5シーズン在籍し、

  • プレミアリーグ優勝2回
  • FAカップ優勝1回
  • カラバオカップ優勝1回

というタイトル獲得に貢献。

パスセンスが優れているのはもちろんのこと、バルセロナ仕込みの巧みなボールコントロールで相手を翻弄し、絶妙なタイミングで相手エリアへ飛び出しゴールを脅かします。

メッシのように偽9番としてもプレーでき、ゴールに関与するプレーでたくさんのファンを魅了してくれました。

幼少期から試合の流れを読み取る能力が優れていたようです。

【2位】ケビン・デ・ブルイネ(260試合112アシスト)

【プレミアリーグ個人成績】
所属クラブシーズン出場得点
チェルシー2013-1430
マンチェスター・
シティ
2015-16257
2016-17366
2017-18378
2018-19192
2019-203513
2020-21256
2021-223015
2022-23327
2023-24184
通算26068

ベルギーのヘントで生まれた「ケビン・デ・ブライネ」は、ヘントのユースチームを経て2008年にヘンクでプロデビューを果たします。

その後、

  • チェルシー
  • ブレーメン(ローン移籍)
  • ヴォルフスブルク

といったクラブでプレーすると、2015年にマンチェスター・シティへ移籍。

すぐにスタメンに定着すると、

  • プレミアリーグ優勝5回
  • FAカップ優勝2回
  • カラバオカップ優勝5回
  • チャンピオンズリーグ優勝1回

といったタイトル獲得に貢献。

プレーメーカー・アワード(アシスト王)を4度も受賞し、2023シーズンまでで通算「260試合112アシスト」を記録しています。

デブライネの魅力は、完璧な制度を誇るパス精度。

視野の広さやポジショニングにも優れ、クロスやスルーパスで多くの選手のゴールを御膳立てしてきました。

左右両足のキック精度の高さから得点能力にも優れています。

【1位】ライアン・ギグス(632試合162アシスト)

【プレミアリーグ個人成績】
所属クラブシーズン出場得点
マンチェスター・
ユナイテッド
1992-93419
1993-943813
1994-95291
1995-96333
1996-97268
1997-98298
1998-99243
1999-2000306
2000-01316
2001-02255
2002-03367
2003-04338
2004-05327
2005-06275
2006-07304
2007-08313
2008-09282
2009-10255
2010-11252
2011-12252
2012-13222
2013-14122
通算632109

「ライアン・ギグス」は、プレミアリーグの歴史において最も多くのアシストを記録した選手で、プレミアリーグ通算「632試合162アシスト」に達しています。

「ライアン・ギグス」はウェールズ出身で、マンチェスター・ユナイテッドのアカデミーを経てフットボールリーグ時代の1990年の17歳にトップチームデビューしました。

ユナイテッド一筋24年、41歳という年齢で引退したレジェンドです。

その間に、

  • プレミアリーグ優勝13回
  • FAカップ優勝4回
  • カラバオカップ優勝3回
  • チャンピオンズリーグ優勝2回

という数多くのタイトルを獲得しました。

ギグスはスピードとテクニックで相手ディフェンダーを翻弄し、90分間を通して絶え間なく動き続ける驚異的なスタミナで左ウィングとして多大なインパクトを与えました。

シンプルなプレースタイルでありながらも、非常に効果的で、若手選手にとっての模範的存在だったといいます。

ピッチ外でもリーダーシップを発揮し、若手選手の成長を促しました。

ギグスの功績は、ただ単にタイトルやアシスト数だけではなく、そのプレーで多くのファンを魅了し、サッカーの楽しさを広めたことにもあります。

彼のような選手は二度と現れることはないかもしれませんが、彼の残した記録やプレーはこれからも語り継がれていくでしょう。

彼のような選手がいたからこそ、マンチェスター・ユナイテッドは世界中で愛されるクラブになったといえますね。

プレミアリーグ通算アシストランキング【TOP10】|まとめ

  1. ライアン・ギグス(632試合163アシスト)
  2. ケビン・デ・ブルイネ(257試合112アシスト)
  3. セスク・ファブレガス(350試合111アシスト)
  4. ウェイン・ルーニー(491試合103アシスト)
  5. フランク・ランパード(611試合102アシスト)
  6. デニス・ベルカンプ(315試合94アシスト)
  7. ダビド・シルバ(309試合93アシスト)
  8. スティーブン・ジェラード(504試合92アシスト)
  9. ジェイムズ・ミルナー(634試合89アシスト)
  10. デビッド・ベッカム(265試合80アシスト)

ライアン・ギグスが通算163アシストでトップに君臨しており、その圧倒的な数字は彼の長いキャリアと驚異的な能力を示しています。

2位のセスク・ファブレガスや3位のフランク・ランパードも、プレーの安定感とゲームメークの質で多くのチャンスを作りました。

ケビン・デ・ブルイネのような現役選手もランキングに名を連ねており、今後の活躍にも期待が高まります。

プレミアリーグは、ゴールを生み出す過程にも大きな魅力があることを感じ取っていただけたのではないでしょうか。

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すだこ
はじめまして。サッカー大好き1986年生まれの『すだこ』といいます。 小学校3年生からサッカーをはじめ、高校時代にインターハイと選手権大会で全国ベスト16を経験しています。 当ブログ『リベログ』では、サッカー好きの方やサッカー初心者の方へ向けて、主にプレミアリーグやチャンピオンズリーグなどのサッカー情報を紹介します。
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