マンチェスターシティとユナイテッドの違いは?どっちが強いか徹底比較!
マンチェスターシティとマンチェスターユナイテッドは、どちらもイングランド・マンチェスターを代表する世界的なサッカークラブです。
どちらも名前に「マンチェスター」と付いているので、海外サッカーを見始めたばかりだと少しややこしいですよね。
こんな疑問を持っている人も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、近年の成績やタイトル獲得数ではマンチェスターシティが優勢。
一方で、長い歴史を含めた実績や世界的な知名度ではマンチェスターユナイテッドも非常に大きな存在です。
実際、2025-26シーズンのプレミアリーグではマンチェスターシティが2位、マンチェスターユナイテッドが3位でした。
一方、イングランド1部リーグの通算優勝回数では、ユナイテッドが20回、シティが10回です。
まずは、両クラブの違いをざっくり比較してみましょう。
| 比較項目 | マンチェスターシティ | マンチェスターユナイテッド |
|---|---|---|
| 呼び方 | シティ | ユナイテッド |
| 主なクラブカラー | 水色 | 赤 |
| ホームスタジアム | エティハド・スタジアム | オールド・トラッフォード |
| クラブのルーツ | 1880年 | 1878年 |
| 現在のクラブ名になった年 | 1894年 | 1902年 |
| イングランド1部リーグ優勝 | 10回 | 20回 |
| 欧州最高峰大会の優勝 | 1回 | 3回 |
| 特徴 | 近年急速に成功を重ねた | 長い歴史と世界的な知名度 |
ここから、それぞれの違いをもう少し詳しく見ていきます。
- マンチェスターシティとマンチェスターユナイテッドの基本的な違い
- マンチェスターシティとユナイテッドはどっちが強いのか
- 両クラブの人気やファン層にはどのような違いがあるのか
- マンチェスターシティとユナイテッドの歴史やライバル関係
マンチェスターシティとユナイテッドの違いをわかりやすく比較
まずは、マンチェスターシティとマンチェスターユナイテッドの基本的な違いから確認していきましょう。
名前が似ているので混同されやすいですが、両者は歴史も本拠地もクラブカラーも異なる、まったく別のクラブです。
【まず覚えておきたい違い】
- シティ=水色、エティハド・スタジアム
- ユナイテッド=赤、オールド・トラッフォード
同じマンチェスターを本拠地とするライバルクラブです。
マンチェスターシティとマンチェスターユナイテッドは別のクラブ
マンチェスターシティとマンチェスターユナイテッドは、名前こそ似ていますが、まったく別のサッカークラブです。
日本でたとえるなら、同じ都市や地域を拠点とするライバルチームというイメージが分かりやすいでしょう。
「シティ」と「ユナイテッド」は、同じクラブの別名ではありません。
マンチェスターシティは一般的に「シティ」、マンチェスターユナイテッドは「ユナイテッド」と呼ばれます。
シティのルーツは1880年に結成されたセント・マークスのチームにあり、その後アードウィックAFCを経て、1894年にマンチェスターシティとなりました。
一方のユナイテッドは1878年にニュートン・ヒースLYRとして誕生し、1902年に現在の「マンチェスター・ユナイテッド」という名前になっています。
つまり、どちらかが本家で、もう一方が派生したクラブというわけではありません。マンチェスターという同じ街を代表する、歴史の異なる2つのクラブと覚えておけばOKです。
本拠地・クラブカラー・愛称の違い
両クラブを見分けるとき、もっとも分かりやすいのがクラブカラーです。
| シティ | ユナイテッド | |
|---|---|---|
| クラブカラー | 水色 | 赤 |
| 本拠地 | エティハド・スタジアム | オールド・トラッフォード |
| 一般的な呼び方 | シティ | ユナイテッド |
マンチェスターシティは水色(スカイブルー)が象徴的なカラー。ホームゲームはエティハド・スタジアムで行われます。
一方、マンチェスターユナイテッドを象徴するカラーは赤。本拠地はオールド・トラッフォードで、1910年から使用しています。
サッカー初心者なら、まずは「水色=シティ」「赤=ユナイテッド」と覚えるとかなり分かりやすいです。
ちなみに、シティは「シティズンズ」、ユナイテッドは「レッドデビルズ(赤い悪魔)」といった愛称でも知られています。
ほかのクラブも含めた呼び方や由来が気になる方は、プレミアリーグのチーム・サポーターの愛称一覧もあわせてチェックしてみてください。
/premiereleague-nickname/ライバル関係「マンチェスター・ダービー」とは
シティとユナイテッドの直接対決は、マンチェスター・ダービーと呼ばれます。
同じ街を本拠地とするライバル同士のため、プレミアリーグの中でも特に注目される試合のひとつです。
ただし、両クラブの力関係はずっと同じだったわけではありません。
1990年代から2000年代にかけては、アレックス・ファーガソン監督率いるユナイテッドがイングランドサッカーを席巻し、シティはユナイテッドを追う立場でした。
しかし2010年代になるとシティが急成長します。
象徴的なのが2011-12シーズン。シティはユナイテッドを得失点差で上回り、44年ぶりのリーグ優勝を達成しました。
【マンチェスター・ダービーの見どころ】
単なる同じ街のクラブ同士の対戦ではなく、マンチェスターの勢力図を象徴する一戦として見ると、より楽しめます。
マンチェスター・ダービー以外にも、プレミアリーグには地域や歴史的な因縁から生まれたライバル対決が数多くあります。
ほかにどんなダービーがあるのか知っておくと試合観戦がさらに面白くなるので、プレミアリーグのダービーマッチ一覧も参考にしてみてください。
/premiereleague-derbymatch/ユナイテッドとシティはどっちが強い?実績と近年の成績を比較
両クラブの違いが分かると、やはり気になるのが「マンチェスターシティとユナイテッドはどっちが強いの?」という点ですよね。
ただし、強さは「今の成績」で見るか、「歴史全体の実績」で見るかによって答えが変わります。
近年の強さではどちらが上?
「マンチェスターシティとユナイテッドはどっちが強い?」と聞かれた場合、近年の実績を基準にするならマンチェスターシティが優勢です。
特に2010年代後半から2020年代前半のシティは、プレミアリーグで圧倒的な成績を残しました。
さらに2020-21シーズンから2023-24シーズンまでは、史上初となるプレミアリーグ4連覇を達成しています。
2025-26シーズンの順位も、以下の結果でした。
| クラブ | 2025-26プレミアリーグ |
|---|---|
| マンチェスターシティ | 2位 |
| マンチェスターユナイテッド | 3位 |
さらにシティは2025-26シーズンにFAカップとリーグカップも制しています。
「最近どっちが強い?」と聞かれれば、まずシティを挙げるのが分かりやすいでしょう。
ただし、1試合ごとの直接対決ではユナイテッドがシティを破ることも当然あります。
「どっちが強いか」を考えるときは、1回のマンチェスター・ダービーだけでなく、数年間のリーグ順位やタイトル実績まで含めて見るのがおすすめです。
リーグ優勝や主要タイトルの実績を比較
では、歴史全体で比較するとどうでしょうか。
| 主な実績 | シティ | ユナイテッド |
|---|---|---|
| イングランド1部リーグ優勝 | 10回 | 20回 |
| 欧州最高峰大会優勝 | 1回 | 3回 |
マンチェスターユナイテッドは、イングランド1部リーグで通算20回優勝しています。
そのうちプレミアリーグ発足後の優勝は13回。アレックス・ファーガソン監督時代に築いた大きな記録です。
一方、マンチェスターシティのイングランド1部リーグ優勝は通算10回です。
欧州最高峰の大会でも、ユナイテッドはヨーロピアンカップ/UEFAチャンピオンズリーグを3度制覇。
シティは2022-23シーズンに初めてチャンピオンズリーグを制しました。
両クラブのタイトル実績は、それぞれのクラブ公式サイトでも確認できます。
(出典:マンチェスター・シティ公式「Team Honours」)
(出典:マンチェスター・ユナイテッド公式「Trophy Room」)
時代によって強いクラブが変わってきた
シティとユナイテッドを比較するときに大切なのが、どの時代を基準にするかです。
1990年代から2000年代にプレミアリーグを見ていた人なら、「マンチェスターの強豪=ユナイテッド」という印象が強いかもしれません。
ファーガソン監督の下でユナイテッドはプレミアリーグを13回制覇し、1998-99シーズンにはプレミアリーグ、FAカップ、チャンピオンズリーグの3冠を達成しました。
一方、2010年代以降にサッカーを見始めた人には、「シティのほうが強い」という印象があるでしょう。
シティも2022-23シーズンにプレミアリーグ、FAカップ、チャンピオンズリーグの3冠を達成。翌2023-24シーズンにはプレミアリーグ4連覇を成し遂げました。
昔はユナイテッド、近年はシティ。このイメージを持っておくと、両クラブの関係がかなり分かりやすくなります。
両クラブの違いや歴史を知ると、実際の試合も見比べてみたくなりますよね。
シティやユナイテッドの試合を日本から観戦したい方は、2026-27シーズンのプレミアリーグ視聴方法もあわせてチェックしてみてください。
マンチェスターシティとユナイテッドはどっちが人気?
強さと並んで気になるのが、「どちらのクラブのほうが人気なのか」という点です。
マンチェスターユナイテッドは長年にわたって世界中にファンを増やしてきましたが、マンチェスターシティも近年の成功によって世界的な支持を広げています。
【人気を比較すると】
- 世界的なファン規模ではユナイテッドが優勢
- シティは近年の成功で存在感を急速に拡大
- 日本では統一的な公開データが少なく、単純比較は難しい
世界的な人気・知名度を比較
世界的なファンの規模では、現時点ではマンチェスターユナイテッドが優勢と考えられます。
CIES Football Observatoryが2026年5月に発表した主要SNSのフォロワー数では、以下の結果となっています。
| クラブ | 主要SNSフォロワー数 | 世界順位 |
|---|---|---|
| マンチェスターユナイテッド | 約2億3,860万人 | 3位 |
| マンチェスターシティ | 約1億8,780万人 | 5位 |
ユナイテッドが世界的な人気を得た背景には、長期間にわたって国内外で成功してきた歴史があります。
ジョージ・ベストやボビー・チャールトンの時代から、デビッド・ベッカム、クリスティアーノ・ロナウドなど世界的な選手が所属してきたことも、知名度を高める要因になりました。
一方、シティの世界的な人気も急速に拡大しています。
プレミアリーグでの連続優勝や2023年の3冠達成など、近年の成功によって若い世代のファンも増えています。
長年積み重ねた世界的なファン規模ではユナイテッド。近年の成功による勢いではシティというイメージです。
イギリス国内での人気の違い
イギリス国内でも、ユナイテッドは非常に知名度の高いクラブです。
| クラブ | 認知度 | 人気度 |
|---|---|---|
| マンチェスターユナイテッド | 92% | 38% |
| マンチェスターシティ | 89% | 27% |
YouGovが2026年第2四半期にまとめたイギリスでの調査では、上記の結果となっています。
もちろん、このデータだけで「どちらのファンが多い」と完全に判断することはできません。
ただ、ユナイテッドが現在も非常に強いブランド力を持っていることは分かります。
強いクラブ=必ず一番人気のクラブとは限りません。成績と人気は分けて考えるのがポイントです。
日本ではどちらが人気?
日本でシティとユナイテッドのどちらが人気なのかについては、ファン数を正確に比較できる統一的な公開データが少なく、単純に「こちらが上」と断定するのは難しいところです。
ただ、ファンになった時期によって好みが分かれやすいとは考えられます。
長く海外サッカーを見てきた人であれば、黄金期を築いたユナイテッドに思い入れがある人も多いでしょう。
一方、近年プレミアリーグを見始めた人にとっては、数々のタイトルを獲得してきたシティの存在感が大きくなっています。
日本での人気は「どちらが絶対に上」というより、サッカーを見始めた時代によって印象が変わりやすいと考えると自然です。
「シティとユナイテッド以外のクラブも含めて、自分はどのチームを応援しよう?」と迷っている方は、各クラブの特徴をまとめたプレミアリーグで初心者におすすめのチームも参考にすると、自分に合ったクラブを見つけやすくなります。
/premiereleague-recommended-team/マンチェスターシティとユナイテッドのファン層や歴史の違い
マンチェスターシティとユナイテッドの違いをより深く理解するなら、それぞれの歴史にも注目してみましょう。
クラブが歩んできた道のりを知ると、なぜ両者がこれほど大きなライバルになったのかも見えてきます。
マンチェスターシティの歴史とクラブの特徴
マンチェスターシティのルーツは1880年までさかのぼります。
セント・マークス教会を中心に生まれたチームがアードウィックAFCとなり、1894年に「マンチェスターシティFC」となりました。
1904年にはFAカップを制し、マンチェスターのクラブとして初めて主要タイトルを獲得。1937年には初のリーグ優勝を果たしています。
その後も成功を経験しましたが、長期間にわたって常にイングランド最強だったわけではありません。
大きな転機となったのが2008年以降です。
クラブへの大型投資が行われ、世界トップクラスの選手を獲得。2011-12シーズンには44年ぶりのリーグ優勝を果たしました。
さらに2016年から指揮を執ったジョゼップ・グアルディオラ監督の下で黄金期を築き、2022-23シーズンにはクラブ史上初のチャンピオンズリーグ制覇と3冠を達成しています。
長い歴史を持ちながら、21世紀に入って世界最高峰のクラブへと急成長したチームです。
マンチェスターユナイテッドの歴史とクラブの特徴
マンチェスターユナイテッドは1878年、「ニュートン・ヒースLYR」として誕生しました。
1902年にマンチェスターユナイテッドへ改称し、1908年には初めてイングランド1部リーグを制覇しています。
クラブの歴史を語るうえで欠かせないのが、マット・バスビー監督時代です。
若手を中心とした「バスビー・ベイブス」と呼ばれるチームを作り上げましたが、1958年のミュンヘンの航空事故でトップチームの選手8人が亡くなる悲劇に見舞われました。
その後クラブは再建され、1968年にはヨーロピアンカップを制覇します。
そして1990年代以降にユナイテッドを再び黄金期へ導いたのがアレックス・ファーガソン監督です。
プレミアリーグ13回優勝を含む数々のタイトルを獲得し、1998-99シーズンには歴史的な3冠を達成しました。
長い歴史、数々のドラマ、世界的なスター選手によって巨大なファン層を築いてきたクラブです。
両クラブのファン層に違いはある?
シティとユナイテッドのファン層については、「シティは地元ファンが多い」「ユナイテッドは海外ファンが多い」といったイメージで語られることがあります。
ただし、実際には両クラブともマンチェスター周辺に長年応援しているファンがおり、同時に世界中にも多くのサポーターがいます。
そのため、ファン層を単純に分けるのは適切ではありません。
違いが出やすいのは「ファンが増えた時期」
- ユナイテッド
1950年代から欧州で存在感を高め、1990〜2000年代に世界規模でファンを拡大 - シティ
2010年代以降の成功をきっかけに世界的なファン層を急速に拡大
そのため、昔から海外サッカーを見ている人にはユナイテッドファン、近年プレミアリーグを見始めた人にはシティファンというケースも考えられます。
もちろん、どちらを応援するかは人それぞれ。歴史、プレースタイル、好きな選手など、ファンになるきっかけもさまざまです。
まとめ|マンチェスターシティとユナイテッドの違いは強さ・歴史・人気にある
マンチェスターシティとマンチェスターユナイテッドは、同じマンチェスターを本拠地としながら、歴史やクラブカラー、実績、ファン層などにそれぞれ異なる特徴があります。
- シティとユナイテッドは同じ街を本拠地とする別のクラブ
- 近年の実績ではマンチェスターシティが優勢
- 歴史全体の実績ではマンチェスターユナイテッドが上回る
- 世界的なファン規模ではユナイテッドが優勢と考えられる
- シティは2010年代以降、世界的な存在感を大きく高めている
近年の成績を基準にすればマンチェスターシティが優勢な時期が目立ちますが、長期的なリーグ優勝実績や世界的な知名度ではマンチェスターユナイテッドも大きな存在です。
そのため、「どっちが強いか」は比較する時代や基準によって答えが変わります。
まずはこの違いを押さえておけば、2クラブの関係がかなり分かりやすくなります。
両クラブの違いを知ったうえでマンチェスター・ダービーを見ると、単なる1試合ではなく、歴史やプライドをかけたライバル対決として、より深くプレミアリーグを楽しめるでしょう。

