「プレミアリーグとチャンピオンズリーグって、何が違うの?」

サッカーを見始めたばかりだと、どちらにも有名なクラブが出てくるので、違いが少しわかりにくいですよね。

まず結論からお伝えすると、プレミアリーグは「イングランド国内のリーグ戦」、チャンピオンズリーグは「ヨーロッパ各国の強豪クラブが戦う大会」です。

たとえば、アーセナルやマンチェスター・シティなどのクラブは、プレミアリーグを戦いながら、出場資格を獲得するとチャンピオンズリーグにも出場できます。

まずは、2つの違いを表で簡単に見てみましょう。

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比較項目プレミアリーグチャンピオンズリーグ
正式名称Premier LeagueUEFA Champions League
大会の範囲イングランド国内ヨーロッパ
主催Premier LeagueUEFA
主な参加クラブイングランドの20クラブ欧州各国から出場資格を得たクラブ
大会形式年間リーグ戦リーグフェーズ+決勝トーナメント
優勝の決め方シーズン終了時の勝ち点決勝まで勝ち抜く
開催時期主に8月〜5月国内リーグと並行して開催

ここだけ覚えればOK!

  • プレミアリーグ=イングランド国内のリーグ
  • チャンピオンズリーグ=ヨーロッパのクラブ同士が戦う大会

この記事では、プレミアリーグとチャンピオンズリーグの違いを、サッカー初心者の方にもわかりやすく解説していきます。

プレミアリーグとチャンピオンズリーグの違いを簡単に解説

プレミアリーグとチャンピオンズリーグの一番大きな違いは、「どの範囲のクラブが参加する大会なのか」という点です。

プレミアリーグは、イングランド国内のクラブが戦うリーグです。

一方、チャンピオンズリーグでは、イングランドだけでなく、

  • スペイン
  • イタリア
  • ドイツ
  • フランス
  • その他のヨーロッパ各国

などのクラブが参加します。

そのため、普段は別々の国でプレーしている強豪クラブ同士の対戦を見ることができます。

プレミアリーグはイングランド国内のリーグ戦

プレミアリーグは、イングランドのサッカーリーグにおける最上位カテゴリーです。全部で20クラブが参加しています。

各クラブは、ほかの19クラブと、

  • ホームで1試合
  • アウェーで1試合

の合計2試合ずつ対戦します。

そのため、1クラブが1シーズンに戦うプレミアリーグの試合数は38試合です。リーグ全体では、1シーズンに380試合が行われます。(出典:Premier League公式「How is the 2026/27 Premier League fixture list compiled?」

勝ち点は次のように決まります。

試合結果獲得できる勝ち点
勝利3
引き分け1
敗北0

38試合を終えた時点で、最も多くの勝ち点を獲得したクラブがプレミアリーグ優勝となります。

プレミアリーグを簡単にいうと?

「イングランド国内で1シーズンを通して一番強かったクラブを決めるリーグ」と考えるとわかりやすいです。

プレミアリーグの38試合がどのような内訳になっているのかや、年間の日程について詳しく知りたい方は、プレミアリーグの試合数は全何試合?何節まであるのか徹底解説もあわせてチェックしてみてください。

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チャンピオンズリーグはヨーロッパのクラブが戦う大会

UEFAチャンピオンズリーグは、略して「CL」や「UCL」と呼ばれることもあります。ヨーロッパ各国から出場資格を獲得したクラブが参加する、UEFA主催の大会です。

たとえば、

  • レアル・マドリード
  • バルセロナ
  • バイエルン・ミュンヘン
  • パリ・サンジェルマン
  • インテル
  • プレミアリーグの上位クラブ

など、普段は別の国で戦っているクラブ同士が対戦します。

ここがチャンピオンズリーグのおもしろいところですね。

現在のチャンピオンズリーグでは、36クラブによる「リーグフェーズ」が採用されていて、各クラブは8つの異なるクラブと対戦します。(出典:UEFA公式「Champions League 2026/27 Regulations」

内訳は、

  • ホーム4試合
  • アウェー4試合

の合計8試合です。

そして36クラブを1つの順位表でランキングします。

リーグフェーズ順位その後
1〜8位ラウンド16へ直接進出
9〜24位ノックアウトフェーズ・プレーオフへ
25〜36位敗退

その後はノックアウト方式となり、最後まで勝ち抜いたクラブがチャンピオンズリーグ優勝となります。

昔のチャンピオンズリーグでは「4チーム×8グループ」のグループステージが行われていました。

現在は大会方式が変更され、36クラブによるリーグフェーズになっています。

ちなみに、チャンピオンズリーグと一緒によく名前を聞く「ヨーロッパリーグ(EL)」との違いが気になる方は、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)とヨーロッパリーグ(EL)の違いも参考にしてみてください。

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一番大きな違いは参加するチームと大会の範囲

もう一度、シンプルにまとめると以下の通りです。

  • プレミアリーグ=イングランド国内の大会
  • チャンピオンズリーグ=ヨーロッパ規模の大会

プレミアリーグでは、基本的に20クラブが1シーズンを通して順位を争います。

一方、チャンピオンズリーグには、ヨーロッパ各国から出場資格を獲得したクラブが集まります。

そのため、チャンピオンズリーグでは、

  • イングランドのクラブ vs スペインのクラブ
  • イングランドのクラブ vs ドイツのクラブ
  • スペインのクラブ vs イタリアのクラブ

といった、国内リーグでは見られない対戦が楽しめます。

「ヨーロッパの強豪同士が国をまたいで戦う」というのが、チャンピオンズリーグならではの魅力です。

チャンピオンズリーグとプレミアリーグの仕組みを比較

プレミアリーグとチャンピオンズリーグでは、参加するクラブだけでなく、

  • 参加条件
  • 試合形式
  • 優勝の決まり方

なども異なります。

ここでは、それぞれの仕組みをもう少し詳しく比較していきます。

参加できるクラブの違い

プレミアリーグに参加するのは、20クラブです。

シーズン終了時には、基本的に下位3クラブが2部相当のEFLチャンピオンシップへ降格します。

その代わりに、チャンピオンシップから昇格したクラブが翌シーズンのプレミアリーグに参加します。

一方、チャンピオンズリーグは違います。

プレミアリーグに所属している20クラブのすべてが、チャンピオンズリーグに出場できるわけではありません。

チャンピオンズリーグに出場するためには、国内リーグで上位に入るなど、決められた条件を満たす必要があります。

つまり、プレミアリーグで好成績を残すことが、チャンピオンズリーグへ出場するための重要なルートのひとつということです。

試合形式や開催時期の違い

プレミアリーグは、20クラブによるホーム&アウェー方式のリーグ戦です。1クラブが年間38試合を戦い、合計勝ち点によって順位が決まります。

一方、チャンピオンズリーグは大きく分けると、

  1. 予選
  2. プレーオフ
  3. リーグフェーズ
  4. ノックアウトフェーズ
    (プレーオフ・ラウンド16・準々決勝・準決勝・決勝)

という流れで進んでいきます。

リーグフェーズでは36クラブが参加し、それぞれ8試合を戦います。その後、成績上位クラブがノックアウトフェーズへ進み、最終的に決勝で優勝クラブを決めます。

比較するとこんな感じです。

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項目プレミアリーグチャンピオンズリーグ
基本形式総当たりリーグ戦リーグ+勝ち抜き戦
主な試合数1クラブ38試合成績によって変わる
相手イングランド国内ヨーロッパ各国
開催シーズンを通して国内リーグと並行
最終目的勝ち点1位決勝で勝利

プレミアリーグとチャンピオンズリーグは別大会なので、強豪クラブは2つの大会を同時に戦います。

優勝の決まり方の違い

プレミアリーグでは、38試合を終えた時点で最も勝ち点が多いクラブが優勝します。

そのため、1試合負けたとしても、残りの試合で十分に挽回できます。長いシーズンを通して、安定して勝ち点を積み重ねることが大切です。

一方、チャンピオンズリーグではリーグフェーズを突破したあと、ノックアウト方式で優勝クラブを決めます。

特に決勝トーナメントに入ると、1つのミスや1つのゴールが大会の結果を大きく左右します。

イメージするとわかりやすいです

  • プレミアリーグ
    → 長いシーズンを通した「安定した強さ」が大切
  • チャンピオンズリーグ
    → 実力に加えて「大一番で勝ち切る強さ」も大切

プレミアリーグのチームがチャンピオンズリーグに出場する条件

プレミアリーグとチャンピオンズリーグは別の大会ですが、実はかなり深いつながりがあります。

というのも、プレミアリーグで好成績を残すことが、翌シーズンのチャンピオンズリーグ出場につながるからです。

プレミアリーグの順位と出場資格の関係

基本的には、プレミアリーグで上位に入ったクラブが、翌シーズンのチャンピオンズリーグへの出場資格を獲得します。

ただし、ここで注意したいポイントがあります。

「プレミアリーグの上位4クラブが必ずCL出場」と固定して覚えないほうが安心です。

現在は、ヨーロッパ大会における各国クラブの成績によって、追加の出場枠が与えられる仕組みがあります。

そのため、シーズンによってはプレミアリーグ5位のクラブまでチャンピオンズリーグに出場できる場合があります。

実際、2026/27シーズンのチャンピオンズリーグでは、イングランド勢の成績による追加枠が与えられ、2025/26プレミアリーグの5位までがリーグフェーズへの出場資格を獲得しました。

「プレミアリーグの上位クラブがCLへ出場する。ただし出場枠はシーズンによって変わる可能性がある」と覚えておくとわかりやすいでしょう。

同じシーズンに両方の大会へ出場できる理由

ここで、「プレミアリーグに出ているのに、なぜチャンピオンズリーグにも出られるの?」と思う人もいるかもしれません。

理由はシンプルです。プレミアリーグとチャンピオンズリーグは、それぞれ別の大会だからです。

たとえばプレミアリーグ所属のクラブなら、

  • 週末:プレミアリーグ
  • 平日:チャンピオンズリーグ

というスケジュールになることがあります。

さらに、

  • FAカップ
  • EFLカップ

などの国内カップ戦にも参加します。

そのため、強豪クラブはかなり多くの試合をこなすことになります。

つまり、プレミアリーグかチャンピオンズリーグの「どちらか一方を選ぶ」わけではありません。条件を満たしていれば、同じシーズンに両方の大会へ出場できます。

プレミアリーグとチャンピオンズリーグはどちらがすごい?

プレミアリーグとチャンピオンズリーグの違いがわかってくると、次に気になるのが、「結局、どっちのほうがすごいの?」という疑問ではないでしょうか。

結論からいうと、大会の性質が違うので、単純にどちらが上とは決められません。

大会のレベルや価値は単純には比較できない

チャンピオンズリーグには、ヨーロッパ各国から出場資格を獲得したクラブが集まります。

そのため、「ヨーロッパのクラブ王者を決める大会」という意味で、とても価値の高い大会です。

一方、プレミアリーグでは20クラブが長いシーズンを通して38試合を戦います。毎週のように試合がある中で、安定して勝ち点を積み重ねなくてはいけません。

そのため、プレミアリーグで優勝するには長期間にわたって高いパフォーマンスを維持する必要があります。

タイトルどんな強さが求められる?
プレミアリーグ優勝長期間安定して勝ち続ける強さ
チャンピオンズリーグ優勝欧州の強豪を大一番で倒す強さ

以下のように考えるとわかりやすいです。

  • チャンピオンズリーグ優勝
    → ヨーロッパの舞台を勝ち抜いた証
  • プレミアリーグ優勝
    → イングランドの長いリーグ戦を制した証

どちらもクラブにとって非常に大きなタイトルであることに変わりはありません。

初心者はどこに注目して観戦すると楽しめる?

サッカー初心者の方は、まず好きなクラブを1つ決めて応援してみるのがおすすめです。

たとえばプレミアリーグのクラブを応援すると、

  • プレミアリーグでは現在何位なのか
  • チャンピオンズリーグ出場圏内に入れるのか
  • CLでは海外の強豪クラブに勝てるのか
  • 国内カップ戦ではどこまで勝ち進めるのか

など、いろいろな楽しみ方ができます。

特にチャンピオンズリーグでは、普段プレミアリーグでは対戦しないクラブとの試合を見ることができます。

そのため、「この選手すごいな」「この海外クラブもおもしろいな」と、新しいクラブや選手を知るきっかけにもなりますよ。

「プレミアリーグを見てみたいけど、どのクラブを応援すればいいかわからない」という方は、プレミアリーグのおすすめチーム|初心者が応援するならココ!で、人気クラブの特徴を比較してみるのもおすすめです。

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プレミアリーグとチャンピオンズリーグの違いに関するよくある質問

ここからは、プレミアリーグとチャンピオンズリーグについてよくある疑問を、簡単にまとめていきます。

プレミアリーグの優勝チームはチャンピオンズリーグでも優勝できますか?

はい、できます。

プレミアリーグとチャンピオンズリーグは別大会なので、同じシーズンに両方で優勝することも可能です。

国内リーグとチャンピオンズリーグを同時に制覇できれば、クラブにとって非常に大きな成果となります。

プレミアリーグの全チームがチャンピオンズリーグに出られますか?

いいえ、全チームが出場できるわけではありません。

プレミアリーグには20クラブが所属していますが、チャンピオンズリーグに出場できるのは条件を満たしたクラブだけです。

主な出場ルートのひとつが、プレミアリーグで上位に入ることです。

チャンピオンズリーグはどこの国のリーグですか?

チャンピオンズリーグは、特定の1か国のリーグではありません。

UEFAが主催するヨーロッパのクラブ大会です。

イングランド、スペイン、ドイツ、イタリアなど、ヨーロッパのさまざまな国・地域からクラブが参加します。

プレミアリーグとチャンピオンズリーグは同時期に開催されますか?

はい、同じシーズンに開催されます。

チャンピオンズリーグへの出場資格を持っているプレミアリーグ所属クラブは、両方の大会を並行して戦います。

ざっくりイメージすると、週末はプレミアリーグ、平日はチャンピオンズリーグという形になることがあります。

チャンピオンズリーグはリーグ戦ですか?

少しややこしいですが、普通の国内リーグとは仕組みが異なります。

現在は最初に36クラブによる「リーグフェーズ」があります。

その後、

  • ノックアウトフェーズ・プレーオフ
  • ラウンド16
  • 準々決勝
  • 準決勝
  • 決勝

と進んでいき、優勝クラブを決めます。

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まとめ|プレミアリーグとチャンピオンズリーグの最大の違いは大会の範囲

  • プレミアリーグはイングランド国内のトップリーグ
  • チャンピオンズリーグはヨーロッパ各国のクラブが参加する大会
  • プレミアリーグは20クラブが年間38試合を戦う
  • チャンピオンズリーグは36クラブによるリーグフェーズがある
  • CLではその後ノックアウト方式で優勝を争う
  • プレミアリーグ上位クラブなどがCLへの出場資格を得る
  • 条件を満たせば同じクラブが両大会を同じシーズンに戦える

一番簡単に覚えるなら、

  • プレミアリーグ = イングランド王者を争うリーグ
  • チャンピオンズリーグ = ヨーロッパのクラブ王者を争う大会

という理解で大丈夫です。

この違いがわかるようになると、「なぜプレミアリーグの順位争いがこんなに重要なのか」「なぜ4位や5位争いで盛り上がっているのか」「なぜチャンピオンズリーグの試合が特別なのか」といった部分も、ぐっと理解しやすくなります。

サッカーを見る楽しさもかなり広がるので、まずは「国内リーグ」と「ヨーロッパ大会」の違いを押さえておくといいですよ。

ABOUT ME
すだこ
はじめまして。サッカー大好き1986年生まれの『すだこ』といいます。 小学校3年生からサッカーをはじめ、高校時代にインターハイと選手権大会で全国ベスト16を経験しています。 当ブログ『リベログ』では、サッカー好きの方やサッカー初心者の方へ向けて、主にプレミアリーグやチャンピオンズリーグなどのサッカー情報を紹介します。