世界中のサッカーファンが待ち望む「ユーロ2024」が開催されます。
ユーロは正式には「UEFA欧州選手権」と呼ばれ、4年に一度開催される欧州サッカーのビッグイベントです。
欧州各国から精鋭が集まり、熱狂的なサポーターと共に栄光のトロフィーを目指して熱い戦いが繰り広げられます。
今回の開催国や出場国にどんな注目のチームが揃うのか、そしてどのような組み合わせになるのか興味が尽きません。
本記事では、ユーロ2024の開催要領やその魅力について詳しく紹介していきます。
サッカーファンなら絶対に見逃せない情報が満載ですので、どうぞお楽しみに!
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ユーロ2024(欧州選手権)とは?|大会概要
ユーロ2024は、「UEFA欧州選手権」と呼ばれる欧州サッカー連盟(UEFA)主催のサッカー大会です。
この大会は4年に一度、夏季オリンピックと同じ年に開催され、欧州各国のナショナルチームが参加します。
非常に注目度が高く、多くの強豪国や有名選手が一堂に会するため、世界中から熱い視線が集まります。
ユーロ(欧州選手権)の歴史
ユーロは1960年に「ヨーロッパネイションズカップ」という名前でフランスで初めて開催されました。
この大会はフランスサッカー連盟のアンリ・ドロネーの提案でスタートしました。
そのため、優勝トロフィーは彼の名前を冠した「アンリ・ドロネー杯」と名づけられています。
1968年から現在の名称「UEFA欧州選手権」として親しまれています。
最初の大会以来、ユーロはヨーロッパの強豪国同士がしのぎを削る舞台として重要な位置付けを確立しました。
ユーロ(欧州選手権)参加国の増加
ユーロはその歴史の中で多くの変革を遂げています。
1990年代以降、ソ連やユーゴスラビアの崩壊、新たな国の独立などでUEFAの加盟国が増加。
これにより、1996年大会から本大会の出場国は8ヶ国から16ヶ国に拡大され、さらに2016年からは24ヶ国に増加しました。
この増加はより多くの国に出場のチャンスを提供するためであり、中堅国でも国際舞台での経験を積むことができるようになりました。
また、大会の規模が大きくなることで一つの国だけでの開催が難しくなり、近年では共同開催が一般的となっています。
ユーロ(欧州選手権)の開催方式
ユーロの予選はFIFAワールドカップ終了後から1年以上にわたり、各グループでホーム・アンド・アウェーの形式で行われます。
グループリーグの上位チームとプレーオフ勝者が本大会に進出します。
本大会は2012年までは16チームが参加し、4チームずつ4組に分かれてリーグ戦が行われました。
2016年からは参加チームが24チームに増加。
4チームずつ6組に分け、上位16チームが決勝トーナメントに進出します。
この新しいフォーマットにより、より多くの興奮とドラマが生まれ、観客を魅了しています。
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ユーロ2024の開催要領
欧州サッカー連盟(UEFA)が主催するナショナルチームの大陸選手権大会の「ユーロ2024」が、2024年6月15日から7月15日にかけてドイツで開催されます。
今回で17回目を迎えるユーロ(EURO)は、「ワールドカップ級のクオリティー」とも謳われ、日本でもとても人気が高い大会です。
開催国
ユーロ2024の開催国はドイツです。
ドイツはこれまでにも多くの国際スポーツイベントを成功させてきた実績があります。
ワールドカップの開催地になったことや、世界的ビッグクラブの「バイエルン・ミュンヘン」など、サッカーファンにとってもなじみ深い国ですね。
今回の大会でもドイツ代表は特に注目され、自国開催ということもあって、多くのファンが優勝候補の一つとして期待していることでしょう。
会場
ユーロ2024は、ドイツ各地の10カ所のスタジアムで開催されます。
決勝戦の舞台は、74,475人を収容できる首都ベルリンの「オリンピアシュタディオン」になります。
会場 | 都市 | 収容人数 |
---|---|---|
ベルリン・オリンピアシュタディオン | ベルリン | 74,475人 |
フォルクスパルクシュタディオン | ハンブルク | 51,500人 |
ラインエネルギーシュタディオン | ケルン | 50,000人 |
ジグナル・イドゥナ・パルク | ドルトムント | 81,365人 |
メルクール・シュピール・アレーナ | デュッセルドルフ | 54,600人 |
フェルティンス・アレーナ | ゲルゼンキルヘン | 62,271人 |
レッドブル・アレーナ | ライプツィヒ | 41,122人 |
ドイチュ・バンク・パルク | フランクフルト | 38,000人 |
メルセデス・ベンツ・アレーナ | シュトゥットガルト | 54,906人 |
アリアンツ・アレーナ | ミュンヘン | 75,024人 |
ドルトムントの「ジグナル・イドゥナ・パルク」やミュンヘンの「アリアンツ・アレーナ」など、大規模なスタジアムが選ばれています。
これらのスタジアムは最新の設備やサービスを備え、観客に素晴らしい観戦体験を提供します。
それぞれの地域で大きな盛り上がりを見せることでしょう。
出場国
ユーロ2024には、開催国のドイツを含む24か国のチームが参加します。
国 | 出場資格 | 出場回数 | 最高成績 |
---|---|---|---|
ドイツ | 開催国 | 14大会連続14回目 | 優勝 (1972,1980,1996) |
スペイン | 予選A組1位 | 8大会連続12回目 | 優勝 (1964,2008,2012) |
スコットランド | 予選A組2位 | 2大会連続4回目 | グループステージ敗退 (1992,1996,2020) |
フランス | 予選B組1位 | 9大会連続11回目 | 優勝 (1984,2000) |
オランダ | 予選B組2位 | 2大会連続11回目 | 優勝 (1988) |
イングランド | 予選C組1位 | 4大会連続11回目 | 準優勝 (2020) |
イタリア | 予選C組2位 | 8大会連続11回目 | 優勝 (1968,2020) |
トルコ | 予選D組1位 | 3大会連続6回目 | ベスト4 (2008) |
クロアチア | 予選D組2位 | 6大会連続7回目 | ベスト8 (1996,2008) |
アルバニア | 予選E組1位 | 2大会ぶり2回目 | グループステージ敗退 (2016) |
チェコ | 予選E組2位 | 8大会連続11回目 | 優勝 (1976) |
ベルギー | 予選F組1位 | 3大会連続7回目 | 準優勝 (1980) |
オーストリア | 予選F組2位 | 3大会連続4回目 | ベスト16 (2020) |
ハンガリー | 予選G組1位 | 3大会連続5回目 | 3位 (1964) |
セルビア | 予選G組2位 | 6大会ぶり6回目 | 準優勝 (1960,1968) |
デンマーク | 予選H組1位 | 2大会連続10回目 | 優勝 (1992) |
スロベニア | 予選H組2位 | 6大会ぶり2回目 | グループステージ敗退 (2000) |
ルーマニア | 予選I組1位 | 2大会ぶり6回目 | ベスト8 (2000) |
スイス | 予選I組2位 | 3大会連続6回目 | ベスト8 (2020) |
ポルトガル | 予選J組1位 | 8大会連続9回目 | 優勝 (2016) |
スロバキア | 予選J組2位 | 3大会連続6回目 | 優勝 (1976) |
ポーランド | プレーオフA組勝者 | 5大会連続5回目 | ベスト8 (2016) |
ウクライナ | プレーオフB組勝者 | 4大会連続4回目 | ベスト8 (2021) |
ジョージア | プレーオフC組勝者 | 初出場 | 予選敗退 |
ドイツは過去に3度の優勝経験があり、今回も優勝候補として注目されています。
などの強豪チームが揃っています。
それぞれのチームには多くのスター選手が在籍しており、世界最高峰のプレーが見られることは間違いありません。
組み合わせ
ユーロ2024の組み合わせ抽選は、2023年12月3日にドイツのハンブルクで行われました。
抽選では予選の総合ランキングを基に4つのポットが作成され、各ポットから1チームずつが6つのグループに分けられました。
グループA | ドイツ | ハンガリー | スコットランド | スイス |
---|---|---|---|---|
グループB | スペイン | アルバニア | クロアチア | イタリア |
グループC | イングランド | デンマーク | スロベニア | セルビア |
グループD | フランス | オーストリア | オランダ | ポーランド |
グループE | ベルギー | ルーマニア | スロバキア | ウクライナ |
グループF | ポルトガル | トルコ | チェコ | ジョージア |
グループAからFまで、各グループには対等な実力のチームが均等に配分されています。
これにより、どの試合も目が離せない激戦が予想されます。
過去の優勝経験を持つチームが多く含まれるため、大会全体のレベルが非常に高くなるでしょう。
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ユーロ2024の放送
ユーロ2024はサッカーファンにとって待ちに待った大会ですが、その放送予定が決まったのは開幕1週間前のことでした。
日本国内では、
で全51試合が視聴可能となります。
ここでは、両サービスの特徴や視聴方法について詳しく説明します。
WOWOWオンデマンド
WOWOWオンデマンドでは、ユーロ2024の全51試合をライブ配信する予定です。
月額2,530円(税込)で利用できるこのサービスでは、WOWOWオンデマンドおよびBS放送(BS-9ch)を通じて試合を楽しむことができます。
特に注目の開幕戦
の3試合は無料で視聴できる特典もあります。
さらに、『WOWOWオンデマンド』では2024-25シーズンの
の視聴権がセットになった視聴パック「ユーロ2024+CL・EL 2024-25 シーズンパス」が特別価格14,500円(税込)で販売されます。
このパスを購入すると、ユーロ全試合と新シーズンのCL、ELも視聴可能です。
通常の視聴料と比べてかなりお得で、サッカーファンには非常に魅力的なオプションと言えます。
ABEMA
『ABEMA』もユーロ2024の全51試合を”無料”で中継することを発表しました。
これは非常に大きなニュースで、多くのサッカーファンにとって嬉しい知らせとなりました。
放送内容も充実しており、全51試合のうち
が配信される予定です。
更に、
も無料で視聴することが可能で、多様な視聴スタイルに対応しています。
プレミアム登録をすることで、
を楽しむことができます。
ABEMAプレミアムは14日間の無料トライアルを提供しているので、この機会に登録してみてはいかがでしょうか。
ユーロ2024(欧州選手権)とは|まとめ
ユーロ2024は、サッカーファンにとって待ちに待った大会です。
ヨーロッパ中の国々が集まり、「欧州のワールドカップ」と称されるほど白熱した試合が繰り広げられます。
出場する国々がどのようにグループステージを勝ち抜いていくのか目が離せません。
今回の記事で紹介したユーロ2024の情報を参考に、ユーロ2024が楽しい思い出になることを願っています。