- プレミアリーグの試合数ってどのくらいあるの?
- プレミアリーグの他にどんな大会に出場してる?
- プレミアリーグのクラブは全部で年間何試合プレーするの?
プレミアリーグといえば、世界中のサッカーファンを魅了するイングランドの最高峰リーグ。
1シーズンを戦い抜くには、一体どれほどの試合をこなさなければならないのでしょうか?
本記事では、
- プレミアリーグの各クラブがシーズンを通して何試合をプレーするのか
- リーグ全体としてどれだけの試合が行われるのか
- 国内カップ戦や欧州リーグが絡んだスケジュールはどうなるのか
などを詳しく解説していきます。
この記事を読めば、プレミアリーグの試合数の疑問だけでなく、プレミアリーグが過密日程といわれる理由についてもすっきり理解できますよ。
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プレミアリーグの試合数
プレミアリーグは、サッカーファンにとって見逃せない一大イベントです。
試合数やスケジュールを知っておくことで、試合の楽しみがさらに増しますよね。
ここでは、プレミアリーグにおける試合数について詳しく見ていきます。
1チームの年間試合数
プレミアリーグに参加するクラブは全部で20クラブあります。
それぞれのクラブは、
を戦い、1シーズンで合計38試合プレーします。
各クラブは他の19クラブと2回対戦する計算で、ホームとアウェイの戦略が重要となるわけです。
試合ごとに新しい戦略や選手配置が求められるため、サポーターも戦術的な面に注目して楽しむことができますね。
リーグの全試合数
各クラブが年間38試合を戦うことから、プレミアリーグ全体では20クラブで合計380試合もの試合数になります。
毎節10試合が行われるので、週末はファンにとって目を離せないスケジュールとなっています。
全380試合を通じて、リーグ内での順位や来季の欧州大会出場権が決まるので、どの節も見逃せない試合が目白押しです。
試合スケジュールをしっかりチェックして、気になるクラブの試合を応援しましょう!
何節まである?
各クラブは1シーズンで38試合を戦うので、1シーズンは全部で「38節」あることになります。
プレミアリーグでは、〇試合目というのを「節」という言葉を利用して表します。
「節」とは試合を表す単位のようなもので、例えば、5試合目のことは「第5節」と表現します。
「○試合目」ではなく「〇節」と表記することで、天候などの影響で試合日程が変更になったとき、何試合目が開催されるているのか混乱が生じるのを防ぐことができます。
カップ戦や欧州リーグの影響で試合が延期になることも多いです。
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プレミアリーグとカップ戦や欧州リーグの関係
約9カ月にわたって開催されるプレミアリーグ。それと並行して国内のカップ戦も戦い抜かなければいけません。
また、リーグの上位クラブは欧州リーグにも参加するので、これらの大会との兼ね合いが常に議論の対象になっています。
各クラブは豊富な試合経験を得ることができる反面、スケジュールの過密化や選手の負担増加という課題にも直面しています。
カップ戦とリーグ戦の並行
イングランドでは、プレミアリーグの他に
といった2つの国内カップ戦が開催されています。
これらのカップ戦は、下部リーグのチームにトップクラブと対戦する機会を与え、番狂わせが頻繁に起こることでファンを魅了しています。
カップ戦とリーグ戦は同時進行で行われるため、クラブはその両方に対して準備を整える必要があります。
リーグ戦とカップ戦の試合がある週もあり、選手の体調管理や戦術の柔軟な変更が求められます。
欧州リーグ(CL・EL)との兼ね合い
昨季のプレミアリーグ上位クラブは、
への参加資格を得ます。
これらの大会は欧州全土での戦いとなり、遠征や過密な試合日程によって選手への負担は増す一方で、心身ともに大きな挑戦となります。
CLやELはレベルの高さやビッグクラブが参加することから、国際的な名声を獲得する大きな機会になるため、クラブにとっては優勝を目指す大きなモチベーションとなります。
監督やスタッフは、選手のコンディションを維持するために、賢明なローテーション戦術を駆使しながら各試合への備えを欠かさずに臨みます。
スケジュールの過密化とその対策
国内カップ戦や欧州リーグへ参加するプレミアリーグのクラブにとって、過密スケジュールは避けられない現実です。
- 選手の負担を軽減するためフィジカル面のケアや心理的サポートをする
- 若手選手や控え選手を上手く活用してスタメン選手の負担を軽減する
というように、登録選手全員が試合に貢献できる体制を整えることが重要になります。
クラブの組織力とチームワークが過密日程を乗り越える鍵となるでしょう。
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プレミアリーグ・カップ戦・欧州リーグを合わせた年間試合数
プレミアリーグに参加するクラブは、リーグ戦だけでも38試合をこなす必要があります。
そこに
の試合が加わると、その試合数はぐっと増します。
年間60試合を超えることも珍しくないため、選手やチームスタッフには厳しいスケジュール管理とコンディション調整が求められます。
どの大会も負けられない戦いが続くため、シーズンを通しての戦力の充実が鍵となります。
プレミアリーグ(2024-25)の試合数
プレミアリーグは全20クラブによるホーム&アウェイ方式の総当たり戦で、各クラブは38試合を戦います。
が与えられ、総合ポイントが最も高いクラブが優勝します。
上位クラブには来シーズンの欧州リーグへの出場権が与えられ、これが熾烈な争いを生む要因となります。
FAカップ(2024-25)の試合数
FAカップとは、1871年からイングランドで行われるカップ戦で、世界で最も古い歴史のあるトーナメント方式の大会です。
イングランドサッカー協会(※FA)に登録されているプロクラブはもちろんのこと、アマチュアクラブにも参加資格があります。
※FA=”The Football Association”(サッカー協会)の頭文字
プレミアリーグのクラブにとってもこの大会は重要で、優勝するとUEFAヨーロッパリーグへの出場権が与えられます。
トーナメント形式ですので敗退すれば早期に終了となりますが、決勝戦まで勝ち進むと全6試合を戦うことになります。
ラウンド | 備考 |
---|---|
本戦3回戦 | このラウンドからプレミアリーグ(1部)の20クラブと チャンピオンシップ(2部)の24クラブが参戦 |
本戦4回戦 | 本戦3回戦を勝ち上がった32クラブが対戦 |
ベスト16 | 本戦4回戦を勝ち上がった16クラブが対戦 |
準々決勝 | 本戦5回戦を勝ち上がった8クラブが対戦 |
準決勝 | 準決勝以降の試合は中立地で行われる |
決勝戦 | 優勝クラブには次シーズンのUEFAヨーロッパリーグ 出場権が与えられる |
決勝戦がシーズンの終盤に位置するため、リーグ戦との並行運営が選手や監督の戦略に影響を与えます。
シーズン中盤から後半にかけての試合スケジュールは非常に密になり、上位クラブほど厳しい試合スケジュールを強いられることになります。
結果として、リーグ戦における選手の疲労管理やローテーションが鍵となり、総合的な戦力の充実がチームの成績を左右させます。
中堅クラブや下位クラブ優勝する大番狂わせも起こり得るトーナメントとなっています。
リーグカップ(2024-25)の試合数
リーグカップは「EFLカップ」と呼ばれ、EFLとは「English Football League」の略で、1960年に創設された大会です。
2017年からはタイのエナジードリンクの会社「カラバオ」が命名権を買い取り「カラバオカップ」とも呼ばれています。
1部~4部までのクラブが参加し、
- 1部のクラブは2回戦から
- CL参加クラブは3回戦から
参戦します。
プレミアリーグのクラブが2回戦から決勝戦まで勝ち進むと全6試合を戦うことになります。
ラウンド | 備考 |
---|---|
本戦2回戦 | ・1回戦で勝利した35クラブ ・CL、EL参加しないプレミアリーグの13クラブ ・プレミアリーグで前年度18位・19位だった2クラブ が参戦 |
本戦3回戦 | ・2回戦で勝利した25クラブ ・CL、ELに参加するプレミアリーグの7クラ が参戦 |
ベスト16 | 本戦3回戦で勝ち残った16クラブが対戦 |
準々決勝 | 本戦4回戦を勝ち上がった8クラブが対戦 |
準決勝 | 準決勝のみホーム&アウェイ方式 |
決勝戦 | 会場はウェンブリースタジアム |
カラバオカップの影響もあって、年末年始は中2日~3日で試合がある過密日程のクラブもでてきます。
後半戦のパフォーマンスに影響を及ぼすことがあるため、選手の疲労や怪我のリスク管理が求められます。
リーグ戦の控え選手が出場して自信を取り戻すきっかけとなったりもします。
欧州リーグCL・EL(2024-25)の試合数
忘れてはならないのが、
の存在です。
ヨーロッパ全体を対象としたこの大会では、各国のリーグ戦で上位に入ったクラブが参戦し欧州の頂点を目指します。
世界各国から注目されるこの大会では、国内リーグとは一味違った緊張感や興奮を味わえます。
2024-25シーズンから出場チームが32チームから36チームに増加し、これまでのグループステージ制から、全36クラブが全体として一つの大きなリーグ戦を戦うスイス式トーナメントに変更されます。
ステージ | 試合数 |
---|---|
グループフェーズ | ・ホームで4試合 ・アウェイで4試合 |
決勝トーナメント ラウンド16 | 1stレグ・2ndレグ =2試合 |
決勝トーナメント 準々決勝 | 1stレグ・2ndレグ =2試合 |
決勝トーナメント 準決勝 | 1stレグ・2ndレグ =2試合 |
決勝戦 | 1発勝負=1試合 |
『UEFAチャンピオンズリーグ』の場合、
といった試合数になります。
UEFAチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグなど、国際舞台で戦うことはクラブの国際的なブランド価値向上に直結しますが、長期間にわたるシーズン中の遠征は選手達の体力を消耗させることになります。
欧州リーグの影響を受けるクラブは、国内リーグでの戦い方も考慮にしなければならず、そのためには十分な選手層が求められます。
中3日で異なる国への移動を余儀なくされる場面もでてくるほどです。
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プレミアリーグの試合数多い|まとめ
プレミアリーグの試合数は1チーム38試合ですが、国内カップ戦と欧州リーグ全ての大会で決勝戦まで勝ち進むと最大65試合という試合数になります。
これに加えて各国代表の国際試合に参加する選手はさらに試合数が増え、かなりハードなスケジュールとなりますね。
大会 | 最大試合数 |
---|---|
プレミアリーグ | 38試合 |
FAカップ | 6試合 |
リーグカップ (カラバオカップ) | 6試合 |
ヨーロッパリーグ (CL・EL) | 15試合 |
合計 | 65試合 |
カップ戦や欧州リーグの影響で中2日~3日で試合をする週も増えます。
過密スケジュールを乗り切るための、各クラブの戦略的な選手起用やローテーションに注目してプレミアリーグを視聴してみてはいかがでしょうか。
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