サッカーファンなら誰でも気になる、プレミアリーグのオフシーズン。
シーズンが終わると選手たちはしばらくの間、公式戦から離れる時間が訪れます。
オフシーズンは具体的にいつからいつまでなのか、そしてその間に欧州サッカー選手たちがどのように過ごしているのか、気になりますよね。
一部の選手はバカンスを楽しみリフレッシュする一方で、他の選手はイベントに参加してファンとの交流を深めたりします。
トレーニングを続行する選手もいれば、代表の試合に出場して国際的な舞台で活躍する選手も少なくありません。
多彩なオフシーズンの過ごし方が、次のシーズンのパフォーマンスにどのように影響するのか気になるところです。
本記事では、詳細なオフシーズンの期間や選手たちの具体的な過ごし方について紹介します。
プレミアリーグのオフシーズン期間
プレミアリーグのオフシーズンは通常、5月中旬から8月上旬までの約3ヶ月間です。
リーグ戦の最終節が5月中旬頃に行われ、その後は選手たちは休養を取りつつ、次のシーズンに向けた準備を進めます。
2024年のプレミアリーグの場合、
2023-24シーズン最終戦が5月20日(日)、2024-25シーズン開幕戦が8月17日(土)となっているので、
2024年5月21日(月)~2024年8月16日(金)
がオフシーズンということになります。
ただし、この期間には代表戦やプレシーズンマッチが組まれるため、選手によってオフシーズンの期間が前後する場合もあります。
また、5月25日(土)23:00~FAカップ決勝戦「マンチェスター・シティvsマンチェスター・ユナイテッド」が行われます。
両クラブのメンバーは、他クラブの選手よりもオフシーズンに入るのが遅くなることになります。
https://liberog.net/facup-final/欧州サッカー選手のシーズンオフの過ごし方
何ヶ月もの激しい試合を終え、欧州サッカー選手たちは心身ともにリフレッシュを求めます。
それぞれの選手がどのようにオフシーズンを過ごすかは、
など、その個々の目的や需要によって異なりますが、一般的な過ごし方を以下に紹介します。
休養とリカバリーを行う
欧州サッカー選手たちにとって、オフシーズンは心身ともにリフレッシュできる重要な時期です。
長いシーズンを終えた後、体力を回復させ、怪我の治療を行います。
また、多くの選手はこの期間を利用して、家族や友人と一緒にリゾート地や海外旅行先でバカンスを楽しむことが一般的です。
例えば、
など、非日常的な異国文化を満喫する選手が多いです。
日本に訪れ、日光や京都などを満喫する海外選手も増えているようですよ。
このように、選手たちは忙しいシーズンを終えた後、心身ともにリフレッシュするためにバカンスを過ごしています。
次のシーズンで全力を尽くせるようにするための貴重な時間でもあります。
マーケティングやイベントに参加する
クラブはシーズンオフ中にもファンサービスやマーケティング活動を行います。
新しいユニフォームの発表やサポーター向けのイベントが開催されることもあるため、スポンサーイベントやチャリティイベントなどに参加することもあります。
例えば、
レアル・ソシエダの久保建英選手は、アディダスの新スパイク発表イベントに参加しました。
レアル・マドリードのヴィニシウス・ジュニオールは、ミラノ発の時計ブランド「ガガミラノ」のイベントで来日したこともあります。
こうしたイベントでは、自身のブランド価値を高めたり、ファンとの距離を縮めたりしています。
子どもたちとのトレーニングセッションに参加する選手も多く、休暇中でもサッカーに関連する活動を行っています。
次シーズンへ向けてのエネルギー補給にもなりますし、社会貢献活動にも力を入れる良い機会になっていますね。
イベントで直接ファンと交流した久保選手は、「エネルギーをもらった」とコメントしています。
代表の試合に出場する
オフシーズン中でも、各国の代表に選出された選手たちは国際試合に出場することがあります。
など、代表チームの一員として国のために戦う機会が提供されます。
シーズン終了後に代表戦に参加する選手は、他の選手よりも休暇開始が遅れるので、所属クラブのキャンプに数日後に参加することもあります。
イベントや試合など、オフシーズンでも忙しい選手も多いです。
移籍の準備を行う
欧州サッカーにおいて、オフシーズンは移籍が活発になる時期でもあります。
多くの選手が契約を更新するか、他のクラブに移籍するかを決断する大事な時期です。
新しい環境での挑戦を希望する選手にとってこの期間は非常に重要であり、エージェントと連絡を取り合い、クラブ間の交渉や契約条件の調整が行われます。
移籍先が決まらない選手からしたら、オフシーズンは気が気でない時間になるかもしれません。
プレシーズンに向けて準備する
シーズン開始1ヶ月前くらいになるとプレシーズンに入るため、オフシーズンと言えども、完全にトレーニングをやめるわけではありません。
体力や技術を維持・向上させるために、個人トレーニングや専属トレーナーとのセッションを行うことが多いです。
海外で活躍する日本人選手は、日本時代に所属していたクラブのトレーニングに参加することもあります。
また、バイエルン・ミュンヘンのドイツ代表「ニャブリ選手」は、2022-23シーズンのオフでプレシーズンで戦う川崎フロンターレのトレーニングに参加したことで話題となりました。
シーズン開始に向けて、プレシーズンマッチ(親善試合)やトレーニングキャンプを通じて、チームの戦術確認やコンディションを整えます。
万全の状態でリーグに臨む準備をしています。
プレシーズンに参加する
シーズンオフの終わりになると、選手たちは所属クラブでのプレシーズンキャンプに参加します。
この期間は、新しいチームメイトとの連携を高めたり、戦術を確認したりする重要な時期です。
プレミアリーグでは、2023のプレシーズンで
- アストンヴィラ
- ブレントフォード
- ブライトン
- チェルシー
- フラム
- ニューカッスル
の6クラブによる「サマーシリーズ」というトーナメント戦をアメリカで開催しました。
また、2023年はマンチェスター・シティがプレシーズンに来日して、横浜Fマリノスやバイエルン・ミュンヘンと対戦しています。
2024年は、
が来日して日本のクラブや海外クラブと試合を行う予定です。
プレシーズンは新シーズンに向けての準備期間であり、選手たちはここでのトレーニングや試合を通じてコンディションを上げていきます。
プレミアリーグのクラブを間近で見れるチャンスです。
プレミアリーグのオフシーズン|まとめ
プレミアリーグのオフシーズンは、選手にとって貴重なリフレッシュの時期です。
シーズン中の激しい試合とトレーニングから一時的に解放され、それぞれのスタイルで時間を過ごします。
オフシーズンは選手たちの個々の選択や活動を通じて、次のシーズンへのエネルギーを蓄える時期となっています。
2023-24シーズンは、ブライトンの三笘選手は怪我で長期離脱してしまいましたし、冨安選手も怪我で離脱することが多いシーズンでした。
遠藤選手はスタメンに定着すると、多くの試合に出場しました。
オフシーズンでしっかりコンディションを整え、2024-25シーズンもクラブの主軸としての活躍に期待したいです。