プレミアリーグはどこの国のサッカーリーグ?特徴や魅力を徹底解説!人気の秘訣に迫る!
「プレミアリーグはどこの国?」——世界中で最も人気のあるサッカーリーグと聞いて、このような疑問を持った方も多いのではないでしょうか。
プレミアリーグとは、イングランドのプロサッカー1部リーグです。
この記事では、プレミアリーグとはどんなリーグなのか、その基本的な情報から解説します。
などといったデータ面も充実。
なぜこれほどまでに人気の理由があるのか、他のリーグとの違いにも触れていきます。
最後に、日本での放送はどこで見れるのか、最新の視聴方法まで詳しくご紹介します。
- プレミアリーグがどこの国のリーグかが明確になる
- リーグの仕組みや歴史、人気の理由がわかる
- 「ビッグ6」と呼ばれる強豪チームについて知れる
- 最新のプレミアリーグ視聴方法(日本国内)がわかる
プレミアリーグはどこの国?基本情報を解説
「プレミアリーグはどこの国?」という疑問を軸に、リーグの最も基本的な情報を解説します。
リーグの概要から、よく混同される「イギリス」と「イングランド」の地理的な違い、そしてリーグが設立された歴史的背景まで、観戦の基礎となる知識を分かりやすくまとめました。
プレミアリーグとはどんなリーグか

プレミアリーグは、イングランドのプロサッカーにおけるトップディビジョン(1部リーグ)です。
一般的にはイングリッシュ・プレミアリーグ(EPL)とも呼ばれます。
| 所属国 | イングランド |
|---|---|
| リーグ階級 | 1部 (トップディビジョン) |
| チーム数 | 20クラブ |
| シーズン | 毎年8月~翌年5月 (秋春制) |
| 試合数 | 全38試合 (ホーム&アウェー方式) |
| 世界視聴者数 | 延べ12億人以上 (推定) |
スペインのラ・リーガ、イタリアのセリエAなどと並ぶヨーロッパの「5大リーグ」の一つであり、その中でも世界で最も人気と経済規模を誇るリーグとして知られています。
イングランドとイギリスの違いを解説
プレミアリーグの所在地を理解する上で、「イングランド」と「イギリス」の違いを知っておくことは非常に重要です。
「イギリス」とは、正式名称を「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国(United Kingdom)」といい、以下の4つの「国(カントリー)」が集まって構成されています。
サッカーの世界では、この4つの国がそれぞれ独自のサッカー協会を持っています。
そのため、ワールドカップなどの国際大会には「イギリス代表」としてではなく、「イングランド代表」や「スコットランド代表」として別々に参加します。
プレミアリーグは、この中のイングランドサッカー協会(FA)が管轄するリーグということになります。
プレミアリーグはイングランドのリーグですが、例外的にウェールズに本拠地を置くクラブが参加することもあります。
- 歴史的な経緯
過去に、ウェールズに本拠地を置く「スウォンジー・シティ」や「カーディフ・シティ」といったクラブがプレミアリーグに昇格した実績があります。 - 所属リーグシステム
これらのクラブは設立当初から、地理的に近いイングランドのサッカーリーグシステムに参加することを選びました。 - 昇格の権利
現在もEFL(イングリッシュ・フットボールリーグ)の階層に属しているため、EFLチャンピオンシップ(実質2部)で上位に入れば、プレミアリーグへ昇格する権利を持っています。
基本はイングランドのリーグでありながら、地理的に近いウェールズのクラブにも門戸が開かれている点は、プレミアリーグのユニークな特徴の一つです。
プレミアリーグの前身・歴史

イングランドの国内サッカーリーグは1888年に「フットボールリーグ」として創設され、これは世界で最も古いプロサッカーリーグです。
1980年代に入ると、スタジアムの老朽化やフーリガン問題などが深刻化。
テレビ放映権料の分配方法(リーグ全チームに均等分配)を巡り、特に人気のある強豪クラブから不満が高まっていきました。
【プレミアリーグ設立までの流れ】
- 1888年: 世界最古のプロサッカーリーグ「フットボールリーグ」が創設。
- 1980年代: スタジアムの老朽化やフーリガン問題に加え、放映権料の分配方法が課題に。
- 1992年: 当時の1部リーグ所属クラブがフットボールリーグから一斉に離脱。テレビ放映権やスポンサー契約を独自に結ぶ新組織「FAプレミアリーグ」を設立しました。
- 2016年: スポンサー名を冠さない、現在の「プレミアリーグ(Premier League)」という名称に変更されました。
リーグの仕組みと試合はいつ?

プレミアリーグを観戦する上で欠かせない、基本的な大会方式とルールを解説します。
試合はいつ?(開催時期)
プレミアリーグは「秋春制(しゅうしゅんせい)」を採用しており、例年8月に開幕し、翌年の5月に閉幕します。
試合は主に週末の土曜日・日曜日に行われますが、過密日程の時期には週半ばの火曜日・水曜日に開催されることもあります。
順位決定方法
全20チームによるホーム・アンド・アウェー方式の総当たり戦(各チーム38試合)で行われます。
順位は以下の優先順位で決定されます。
※上記3つが並んだ場合は同順位となるが、順位をつける必要がある場合は直接対決の結果により決し、それも等しい場合は当該チーム間の直接対決の結果などで順位が決定されます。
昇格と降格
シーズンの最終順位によって、昇格と降格が行われます。これはリーグの競争力を保つための重要な仕組みです。
- 降格(プレミアリーグから)
下位3チーム(18位〜20位)が、2部相当の「EFLチャンピオンシップ」へ自動降格します。 - 昇格(EFLチャンピオンシップから)
上位2チームが自動昇格。 さらに、3位〜6位の4チームで行われるプレーオフの勝者(1チーム)が昇格。 (合計3チームがプレミアリーグへ昇格します)
ヨーロッパの大会への出場権
プレミアリーグで上位に入ると、UEFA(欧州サッカー連盟)が主催する、より権威のある国際大会への出場権が与えられます。
| 順位 / カップ戦成績 | 出場権 |
|---|---|
| リーグ上位4チーム(1位〜4位) | UEFAチャンピオンズリーグ (CL) |
| ・リーグ5位 ・FAカップ(国内カップ戦)優勝 | UEFAヨーロッパリーグ (EL) |
| EFLカップ(リーグカップ戦)優勝 | UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ (ECL) |
※出場権は、カップ戦優勝チームのリーグ順位などによって繰り下がることがあります。
プレミアリーグは単に国内チャンピオンを決めるだけでなく、来シーズンのヨーロッパの舞台で戦う権利と、1部リーグに残留する権利を懸けた、非常に過酷でエキサイティングなリーグなのです。
プレミアリーグの魅力と人気の理由
プレミアリーグがなぜ「世界最高峰のサッカーリーグ」と呼ばれ、これほどまでに多くのファンを熱狂させるのでしょうか。
その理由は、圧倒的な「経済力」と、それによって生まれる予測不可能な「競争力」にあります。
ここでは、プレミアリーグが持つ独自の魅力と人気の秘密を掘り下げていきます。
圧倒的な人気の理由とは?

プレミアリーグが世界一のサッカーリーグと呼ばれる最大の理由は、その「経済力」と「競争力」にあります。
最大の理由は、莫大なテレビ放映権料です。
プレミアリーグの放映権料は世界中のスポーツリーグの中でもトップクラスであり、その額は他のヨーロッパリーグを圧倒しています。
放映権料の多くは各クラブに分配されますが、リーグ順位が最下位のクラブであっても巨額の分配金を受け取れます。
2022-23シーズンでは、最下位のサウサンプトンでさえ約1億1400万ユーロ、日本円にして約177億円もの収益を得ています。
潤沢な資金力が、リーグ全体のレベルを底上げし、世界中からファンを惹きつける魅力の源泉となっているのです。
他のリーグとの違いと独自性
他のリーグとプレミアリーグを比較した際、最も大きな違いは「試合のインテンシティ(強度)」にあります。これは主に2つの要素から成り立っています。
| プレミアリーグの主な特徴 | 解説 |
|---|---|
| プレースピードの速さ | 攻守の切り替えが非常に速く、息つく暇もないスピーディーな試合が展開されます。 ボールを奪ってから素早くゴールに向かう「カウンター」の応酬は見応え抜群です。 |
| フィジカルコンタクトの激しさ | 伝統的に選手同士が激しく体をぶつけ合う「肉弾戦」が好まれます。 他国のリーグではファウルになり得るような激しいタックルや球際の争いも、プレミアリーグでは流されることが少なくありません。 |
近年は、以下に代表されるような戦術家たちの影響で、技術的なパスワークも高度に融合しています。
「伝統的な速さと激しさ」と「現代的な戦術」が共存している点こそが、プレミアリーグ独自のエキサイティングな魅力を生み出しています。
世界中からスター選手が集結
前述の通り、プレミアリーグのクラブは莫大な資金力を持っています。
これにより、世界中からトップクラスのスター選手や、有能な監督を高額な年俸で招き入れることが可能です。
プレミアリーグには、いわゆる「外国人枠」(国籍による登録制限)はありません。ただし、選手の登録には独自のルールが設けられています。
プレミアリーグの選手登録ルール
トップチームに登録できる選手は最大25名ですが、以下の2つの主要なルールを満たす必要があります。
| ルール | 内容 |
|---|---|
| ホームグロウン選手制度 | 25名の登録枠のうち、8名以上は「ホームグロウン選手」である必要があります。 (※ホームグロウン選手=国籍を問わず、21歳の誕生日までにイングランドまたはウェールズのクラブに3シーズン以上在籍した選手) |
| 労働許可証(GBE) | イギリスのEU離脱(ブレグジット)に伴い、2021年からはEU加盟国の選手も含め、外国籍選手は労働許可証(GBE)の取得が必須となりました。 (※選手の代表歴や所属クラブのレベル等をポイント化し、基準を満たした選手のみに発行) |
これらの制度により、単にお金があるだけでは選手を集められず、自国選手の育成も促しながら、一定レベル以上の実績を持つ選手が集まる仕組みになっています。
激しい競争と戦力均衡

プレミアリーグ最大の魅力は、「どのチームが勝つか分からない」という予測不可能な競争の激しさにあります。
他のリーグでは、特定の2〜3チームが毎年優勝を争う「一強多弱」の状態になることも珍しくありません。
しかしプレミアリーグでは、豊富な資金が下位クラブにも公平に分配されるため、リーグ全体の戦力差が比較的小さくなっています。
これにより、順位表で下位のチームが上位チームを破る、いわゆる「ジャイアント・キリング(番狂わせ)」が頻繁に起こります。
どのチームも気を抜くことができず、毎試合が真剣勝負となるのです。
【奇跡の優勝「ミラクル・レスター」】
プレミアリーグ最大のジャイアントキリングの例としてあげられるのが、2015-16シーズンに岡崎慎司選手も活躍した「レスター・シティ」のリーグ優勝でしょう。
当時のレスターは「残留争いが当たり前」と評価されていましたが、
- ラニエリ監督のマネジメント力
- ヴァーディ―、マフレズのアタッカーコンビの攻撃力
- カンテやドリンクウォーターなどの堅実さ
- 岡崎選手の献身的な守備
これらがレスターのプレースタイルにピッタリはまり、132年という歴史あるクラブがプレミアリーグで初優勝を成し遂げ、この奇跡は『ミラクル・レスター』と呼ばれ語り継がれています。
このような予測不可能なドラマが生まれることこそが、プレミアリーグが「世界で最も過酷で、最も面白いリーグ」と言われる所以です。
伝統のダービーマッチ

同じ都市や地域に本拠地を置くチーム同士の対戦は「ダービーマッチ」と呼ばれ、リーグ戦の1試合以上の盛り上がりを見せます。
- ノースウェスト・ダービー(マンチェスター・ユナイテッド vs リヴァプール)
- マンチェスター・ダービー(マンチェスター・シティ vs マンチェスター・ユナイテッド)
- マージーサイド・ダービー(リヴァプール vs エヴァートン)
- ノースロンドン・ダービー(アーセナル vs トッテナム・ホットスパー)
ダービーマッチによるスタジアムの熱気や選手の気迫は圧巻です。
プレミアリーグを彩る強豪チーム
プレミアリーグがこれほどまでに面白い理由の一つは、リーグの頂点で激しく火花を散らす「強豪チーム」の存在です。
ここでは、常に優勝争いの主役となる「ビッグ6」と呼ばれるクラブ、栄光の歴代優勝チーム、そして現在リーグに所属する全チームを紹介。
さらに、世界最高峰の舞台で活躍する日本人選手にも焦点を当てます。
有名チーム・ビッグ4・ビッグ6を紹介
プレミアリーグは競争の激しさが魅力の一つで、毎シーズン複数の強豪クラブが優勝を争います。
フットボールリーグ時代から強豪クラブとして有名な、以下の4クラブは「ビッグ4」と呼ばれ、1990年代から2010年代にかけて優勝争いを繰り広げました。
- マンチェスター・ユナイテッド
- アーセナル
- リヴァプール
- チェルシー
2010年代に入ると、豊富な資金力を背景に
- マンチェスター・シティ
- トッテナム・ホットスパー
の2クラブが優勝争いに参加するようになり、「ビッグ6」と呼ばれるようになりました。
プレミアリーグを観戦するなら、まずはこの「ビッグ6」を覚えておくと、対戦カードの重要性がわかり、より一層楽しめますよ!
| クラブ名 | 愛称 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| マンチェスター・ユナイテッド | 赤い悪魔 | プレミアリーグ最多13回の優勝を誇る名門。 アレックス・ファーガソン監督時代に黄金期を築きました。 |
| リヴァプール | レッズ | イングランド屈指の歴史と人気を持つクラブ。 熱狂的なサポーターと情熱的なサッカーで近年復活を遂げました。 |
| アーセナル | ガナーズ | 2003-04シーズンに「インヴィンシブルズ」(無敗優勝)を達成。 美しいパスワークが伝統です。 |
| チェルシー | ブルーズ | 2000年代にロシア人富豪の買収で強豪化。 豊富な資金力で多くのタイトルを獲得してきたロンドンの雄。 |
| マンチェスター・シティ | シティズンズ | 2008年のアブダビ資本による買収で世界屈指のクラブに変貌。 ペップ・グアルディオラ監督の下、近年の絶対的王者として君臨しています。 |
| トッテナム・ホットスパー | スパーズ | 攻撃的なサッカーを信条とするロンドンの人気クラブ。 「ビッグ6」の中では唯一プレミアリーグ優勝経験がありませんが、常に上位を脅かす存在です。 |
歴代優勝クラブ(1992-93 ~ 2024-25)
| クラブ名 | 優勝回数 | 主な優勝年度 |
|---|---|---|
| マンチェスター・ユナイテッド | 13回 | 1992-93, 1993-94, 1995-96, 1996-97, 1998-99, 1999-00, 2000-01, 2002-03, 2006-07, 2007-08, 2008-09, 2010-11, 2012-13 |
| マンチェスター・シティ | 8回 | 2011-12, 2013-14, 2017-18, 2018-19, 2020-21, 2021-22, 2022-23, 2023-24 |
| チェルシー | 5回 | 2004-05, 2005-06, 2009-10, 2014-15, 2016-17 |
| アーセナル | 3回 | 1997-98, 2001-02, 2003-04 (無敗優勝) |
| リヴァプール | 2回 | 2019-20, 2024-25 |
| ブラックバーン・ローヴァーズ | 1回 | 1994-95 |
| レスター・シティ | 1回 | 2015-16 (ミラクル・レスター) |
2025-26シーズンのチーム一覧
プレミアリーグに参加するチーム数は、全20チームです。
2025-26シーズンは、2024-25シーズンにEFLチャンピオンシップ(2部)から以下の3チームが昇格し、構成されています。
【プレミアリーグ 2025-26シーズン 所属チーム】
| チーム名 | ホームタウン | スタジアム | 前年度成績 (2024-25 ) |
|---|---|---|---|
| リヴァプール | リヴァプール | アンフィールド | 1位 |
| アーセナル | ロンドン | エミレーツ・スタジアム | 2位 |
| マンチェスター・シティ | マンチェスター | エティハド・スタジアム | 3位 |
| チェルシー | ロンドン | スタンフォード・ブリッジ | 4位 |
| ニューカッスル・ユナイテッド | ニューカッスル・アポン・タイン | セント・ジェームズ・パーク | 5位 |
| アストン・ヴィラ | バーミンガム | ヴィラ・パーク | 6位 |
| ノッティンガム・フォレスト | ノッティンガム | シティ・グラウンド | 7位 |
| ブライトン&ホーヴ・アルビオン | ブライトン・アンド・ホヴ | アメックス・スタジアム | 8位 |
| ボーンマス | ボーンマス | バイタリティ・スタジアム | 9位 |
| ブレントフォード | ロンドン | ブレントフォード・コミュニティ・スタジアム | 10位 |
| フラム | ロンドン | クレイヴン・コテージ | 11位 |
| クリスタル・パレス | ロンドン | セルハースト・パーク | 12位 |
| エヴァートン | リヴァプール | ヒル・ディッキンソン・スタジアム | 13位 |
| ウェストハム・ユナイテッド | ロンドン | ロンドン・スタジアム | 14位 |
| マンチェスター・ユナイテッド | マンチェスター | オールド・トラフォード | 15位 |
| ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ | ウルヴァーハンプトン | モリニュー・スタジアム | 16位 |
| トッテナム・ホットスパー | ロンドン | トッテナム・ホットスパースタジアム | 17位 |
| リーズ・ユナイテッド | リーズ | エランド・ロード | ※(EFL 優勝) |
| バーンリー | バーンリー | ターフ・ムーア | ※(EFL 2位) |
| サンダーランド | サンダーランド | スタジアム・オブ・ライト | ※(EFL 4位) |
活躍する日本人選手

近年、世界最高峰のプレミアリーグで活躍する日本人選手も増えています。
彼らが強豪クラブを相手に戦う姿は、日本のサッカーファンにとっても大きな見どころの一つです。
近年活躍する主な日本人選手
| 選手名 | 所属クラブ | 在籍 |
|---|---|---|
| 遠藤 航 | リヴァプール | 2023- |
| 三苫 薫 | ブライトン | 2021- |
| 鎌田 大地 | クリスタル・パレス | 2024- |
| 田中 碧 | リーズ | 2024- |
世界最高峰の舞台で日本人選手が強豪クラブを相手に戦う姿は、日本のサッカーファンにとっても大きな見どころの一つです。
プレミアリーグで伝説を残した日本人選手
- 香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)
2012-13シーズンに名門マンチェスター・ユナイテッドでリーグ優勝を経験。
アジア人選手として初めてプレミアリーグでハットトリックを達成しました。 - 岡崎慎司(レスター・シティ)
2015-16シーズン、「ミラクル・レスター」と呼ばれた奇跡の優勝メンバーの一員として、献身的なプレーでチームに大きく貢献しました。
世界最高峰の舞台で日本人選手が強豪クラブを相手に戦う姿は、日本のサッカーファンにとっても大きな見どころの一つです。
プレミアリーグの視聴方法
「プレミアリーグは、結局どこで見れるの?」——この疑問は、多くのサッカーファンの悩みの種です。
プレミアリーグの日本国内での放映権は契約変更が頻繁にあり、数年前の視聴方法が今は使えない、ということがよく起こります。
特に2024年からは視聴環境が大きく変わりました。
プレミアリーグはどこで見れる?
2024-25シーズンから2030-31シーズンまでの7年間、プレミアリーグの日本国内での放映権は「U-NEXT」が独占的に獲得しました。
【重要】2024-25シーズン以降はU-NEXTが独占配信
2024年7月、それまで配信を行っていたSPOTVが放映権を放棄し、新たにU-NEXTが独占放映権契約を結んだことが発表されました。
これにより、日本国内でプレミアリーグの試合を視聴できるのは、基本的にU-NEXTのみとなります。
かつては
など、様々なサービスで視聴可能でしたが、現在は状況が大きく異なっています。
過去の配信サービスと現在の状況
| サービス名 | 過去の状況 | 現在(2024-25シーズン以降) |
|---|---|---|
| U-NEXT | ラ・リーガ等を配信 | プレミアリーグ独占配信 (FAカップも配信) |
| SPOTV NOW | プレミアリーグを配信 | プレミアリーグ配信終了 |
| ABEMA | SPOTVから一部試合の サブライセンスを受け配信 | プレミアリーグ配信終了 |
| DAZN | 過去にプレミアリーグを配信 | 現在はセリエA、リーグ・アン等を配信 (プレミアリーグ配信なし) |
| J SPORTS | 過去にプレミアリーグを配信 | 現在はブンデスリーガ等を配信 (プレミアリーグ配信なし) |
日本での放送・配信サービスまとめ
2024-25シーズン以降、プレミアリーグを日本国内で視聴する唯一の選択肢は、「U-NEXT」の新サービス「サッカーパック」となります。
U-NEXT「サッカーパック」の概要
U-NEXTは、2024年8月からプレミアリーグの全試合と、FAカップをライブ配信する「サッカーパック」を開始しました。
| 項目 | 配信内容 |
|---|---|
| プレミアリーグ | 全380試合(毎節最大10試合)を 全試合ライブ配信 |
| FAカップ | 3回戦以降の全試合をライブ配信 |
| 関連コンテンツ | ・「プレミアリーグ・レビュー」(ハイライト番組) ・「プレミアリーグ・プレビューショー」 ・ ドキュメンタリー など |
ABEMAや地上波での放送は?
ABEMAでの視聴: 過去(2022-23シーズンなど)には、ABEMAがSPOTV NOWからサブライセンス(放映権の又貸し)を受ける形で、一部の注目試合(三笘薫選手所属のブライトン戦など)を無料生中継していました。
しかし、U-NEXTが独占放映権を獲得した2024-25シーズン以降、ABEMAでのプレミアリーグ中継は行われていません(2024年10月時点)。
地上波・BSでの放送: NHK BS1などで放送されていた時代もありましたが、現在は地上波・BSでの放送予定はありません。
他リーグのサッカーコンテンツも満載
U-NEXTサッカーパックでは、ラ・リーガ(スペインリーグ)やエールディビジ(オランダリーグ)など、他リーグのサッカーコンテンツも満載です。
| 項目 | 配信内容 |
|---|---|
| ラ・リーガ (スペイン1部) | 全試合ライブ配信 |
| コパ・デル・レイ (スペイン国王杯) | 全試合ライブ配信 |
| スーペルコパ・デ・エスパーニャ (スペインスーパーカップ) | 全試合ライブ配信 |
| エールディビジ (オランダ1部) | 注目試合を独占配信 |
| ウィメンズ・スーパーリーグ (イングランド女子1部) | 注目試合を配信 |
視聴料金と選び方のポイント

プレミアリーグを視聴するためには、以下の2通りがあります。
U-NEXTサッカーパック単体購入
「U-NEXTサッカーパックの単体購入」は、サッカー観戦をメインで楽しみたい方にピッタリのプランです。

月額2,600円(税込)で、プレミアリーグをはじめとする多彩なサッカーコンテンツが視聴できます。
U-NEXT基本プランとサッカーパックの併用
U-NEXTの映画やアニメ、ドラマの豊富なコンテンツも楽しみたい、だけどサッカーも全力で応援したいという方には、「U-NEXT基本プラン+サッカーパック」の併用がベストです。

U-NEXTの「月額プラン」(2,189円)では、映画やドラマ、アニメなども見放題になります。
毎月もらえる1,200ポイントをサッカーパックに充てれば、実質2,989円でプレミアリーグ全試合と、U-NEXTの全コンテンツが楽しめるので、非常にお得なプランと言えますね。
まとめ|プレミアリーグは世界最高峰のサッカーリーグ
世界中で大人気のプレミアリーグ。この記事では、その魅力をぎゅっと凝縮してまとめました。
- 国:プレミアリーグは「イングランド」のトップリーグです(イギリスはイングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの4カ国で構成)。
- 人気の秘密:莫大な放映権料が全20チームに公平に分配されるため、リーグ全体の戦力が拮抗。「下位が上位を倒す」予測不能な展開が最大の魅力です。
- スタイル:試合のスピードが非常に速く、選手同士のフィジカルコンタクトが激しいのが特徴です。
- 見どころ:「ビッグ6」と呼ばれる強豪同士の対決や伝統あるダービーマッチは必見。三笘選手や遠藤選手ら、日本人選手の活躍からも目が離せません。
- 視聴方法:日本での放送は、2024-25シーズンからU-NEXT「サッカーパック」が独占配信しています。
これだけ魅力が詰まったサッカーリーグ、本当にエキサイティングですよね。 ぜひU-NEXTで、迫力ある世界最高峰の戦いを体験してみてください!

