「プレミアリーグはどこの国?」——世界中で最も人気のあるサッカーリーグと聞いて、このような疑問を持った方も多いのではないでしょうか。

プレミアリーグとは、イングランドのプロサッカー1部リーグです。

この記事では、プレミアリーグとはどんなリーグなのか、その基本的な情報から解説します。

  • イングランドとイギリスの違いといった地理的な背景
  • プレミアリーグの前身となった歴史
  • 試合はいつ行われるのかといったシーズン情報
  • 有名チームであるビッグ4やビッグ6の紹介
  • 歴代優勝回数
  • リーグに参戦する20チームの一覧

などといったデータ面も充実。

なぜこれほどまでに人気の理由があるのか、他のリーグとの違いにも触れていきます。

最後に、日本での放送はどこで見れるのか、最新の視聴方法まで詳しくご紹介します。

プレミアリーグはどこの国?基本情報を解説

「プレミアリーグはどこの国?」という疑問を軸に、リーグの最も基本的な情報を解説します。

リーグの概要から、よく混同される「イギリス」と「イングランド」の地理的な違い、そしてリーグが設立された歴史的背景まで、観戦の基礎となる知識を分かりやすくまとめました。

  • プレミアリーグとはどんなリーグか
  • イングランドとイギリスの違いを解説
  • プレミアリーグの前身・歴史
  • リーグの仕組みと試合はいつ?

プレミアリーグとはどんなリーグか

プレミアリーグは、イングランドのプロサッカーにおけるトップディビジョン(1部リーグ)です。

一般的にはイングリッシュ・プレミアリーグ(EPL)とも呼ばれます。

所属国イングランド
リーグ階級1部
(トップディビジョン)
チーム数20クラブ
シーズン毎年8月~翌年5月
(秋春制)
試合数全38試合
(ホーム&アウェー方式)
世界視聴者数延べ12億人以上
(推定)

スペインのラ・リーガ、イタリアのセリエAなどと並ぶヨーロッパの「5大リーグ」の一つであり、その中でも世界で最も人気と経済規模を誇るリーグとして知られています。

イングランドとイギリスの違いを解説

プレミアリーグの所在地を理解する上で、「イングランド」と「イギリス」の違いを知っておくことは非常に重要です。

「イギリス」とは、正式名称を「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国(United Kingdom)」といい、以下の4つの「国(カントリー)」が集まって構成されています。

  • イングランド
  • スコットランド
  • ウェールズ
  • 北アイルランド

サッカーの世界では、この4つの国がそれぞれ独自のサッカー協会を持っています。

そのため、ワールドカップなどの国際大会には「イギリス代表」としてではなく、「イングランド代表」や「スコットランド代表」として別々に参加します。

プレミアリーグは、この中のイングランドサッカー協会(FA)が管轄するリーグということになります。

プレミアリーグはイングランドのリーグですが、例外的にウェールズに本拠地を置くクラブが参加することもあります。

  • 歴史的な経緯
    過去に、ウェールズに本拠地を置く「スウォンジー・シティ」や「カーディフ・シティ」といったクラブがプレミアリーグに昇格した実績があります。
  • 所属リーグシステム
    これらのクラブは設立当初から、地理的に近いイングランドのサッカーリーグシステムに参加することを選びました。
  • 昇格の権利
    現在もEFL(イングリッシュ・フットボールリーグ)の階層に属しているため、EFLチャンピオンシップ(実質2部)で上位に入れば、プレミアリーグへ昇格する権利を持っています。

基本はイングランドのリーグでありながら、地理的に近いウェールズのクラブにも門戸が開かれている点は、プレミアリーグのユニークな特徴の一つです。

プレミアリーグの前身・歴史

イングランドの国内サッカーリーグは1888年に「フットボールリーグ」として創設され、これは世界で最も古いプロサッカーリーグです。

1980年代に入ると、スタジアムの老朽化やフーリガン問題などが深刻化。

テレビ放映権料の分配方法(リーグ全チームに均等分配)を巡り、特に人気のある強豪クラブから不満が高まっていきました。

【プレミアリーグ設立までの流れ】

  • 1888年: 世界最古のプロサッカーリーグ「フットボールリーグ」が創設。
  • 1980年代: スタジアムの老朽化やフーリガン問題に加え、放映権料の分配方法が課題に。
  • 1992年: 当時の1部リーグ所属クラブがフットボールリーグから一斉に離脱。テレビ放映権やスポンサー契約を独自に結ぶ新組織「FAプレミアリーグ」を設立しました。
  • 2016年: スポンサー名を冠さない、現在の「プレミアリーグ(Premier League)」という名称に変更されました。

リーグの仕組みと試合はいつ?

プレミアリーグを観戦する上で欠かせない、基本的な大会方式とルールを解説します。

試合はいつ?(開催時期)

プレミアリーグは「秋春制(しゅうしゅんせい)」を採用しており、例年8月に開幕し、翌年の5月に閉幕します。

試合は主に週末の土曜日・日曜日に行われますが、過密日程の時期には週半ばの火曜日・水曜日に開催されることもあります。

順位決定方法

全20チームによるホーム・アンド・アウェー方式の総当たり戦(各チーム38試合)で行われます。

順位は以下の優先順位で決定されます。

  1. 勝ち点
    (勝利:3点、引き分け:1点、敗戦:0点)
  2. 得失点差
  3. 総得点数

※上記3つが並んだ場合は同順位となるが、順位をつける必要がある場合は直接対決の結果により決し、それも等しい場合は当該チーム間の直接対決の結果などで順位が決定されます。

昇格と降格

シーズンの最終順位によって、昇格と降格が行われます。これはリーグの競争力を保つための重要な仕組みです。

  • 降格(プレミアリーグから)
    下位3チーム(18位〜20位)が、2部相当の「EFLチャンピオンシップ」へ自動降格します。
  • 昇格(EFLチャンピオンシップから)
    上位2チームが自動昇格。 さらに、3位〜6位の4チームで行われるプレーオフの勝者(1チーム)が昇格。 (合計3チームがプレミアリーグへ昇格します)

ヨーロッパの大会への出場権

プレミアリーグで上位に入ると、UEFA(欧州サッカー連盟)が主催する、より権威のある国際大会への出場権が与えられます。

順位 / カップ戦成績出場権
リーグ上位4チーム(1位〜4位)UEFAチャンピオンズリーグ (CL)
・リーグ5位
・FAカップ(国内カップ戦)優勝
UEFAヨーロッパリーグ (EL)
EFLカップ(リーグカップ戦)優勝UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ (ECL)

※出場権は、カップ戦優勝チームのリーグ順位などによって繰り下がることがあります。

プレミアリーグは単に国内チャンピオンを決めるだけでなく、来シーズンのヨーロッパの舞台で戦う権利と、1部リーグに残留する権利を懸けた、非常に過酷でエキサイティングなリーグなのです。

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プレミアリーグの魅力と人気の理由

プレミアリーグがなぜ「世界最高峰のサッカーリーグ」と呼ばれ、これほどまでに多くのファンを熱狂させるのでしょうか。

その理由は、圧倒的な「経済力」と、それによって生まれる予測不可能な「競争力」にあります。

ここでは、プレミアリーグが持つ独自の魅力と人気の秘密を掘り下げていきます。

  • 圧倒的な人気の理由とは?
  • 他のリーグとの違いと独自性
  • 世界中からスター選手が集結
  • 激しい競争と戦力均衡
  • 伝統のダービーマッチ

圧倒的な人気の理由とは?

プレミアリーグが世界一のサッカーリーグと呼ばれる最大の理由は、その「経済力」と「競争力」にあります。

最大の理由は、莫大なテレビ放映権料です。

プレミアリーグの放映権料は世界中のスポーツリーグの中でもトップクラスであり、その額は他のヨーロッパリーグを圧倒しています。

放映権料の多くは各クラブに分配されますが、リーグ順位が最下位のクラブであっても巨額の分配金を受け取れます。

2022-23シーズンでは、最下位のサウサンプトンでさえ約1億1400万ユーロ、日本円にして約177億円もの収益を得ています。

潤沢な資金力が、リーグ全体のレベルを底上げし、世界中からファンを惹きつける魅力の源泉となっているのです。

他のリーグとの違いと独自性

他のリーグとプレミアリーグを比較した際、最も大きな違いは「試合のインテンシティ(強度)」にあります。これは主に2つの要素から成り立っています。

プレミアリーグの主な特徴解説
プレースピードの速さ攻守の切り替えが非常に速く、息つく暇もないスピーディーな試合が展開されます。
ボールを奪ってから素早くゴールに向かう「カウンター」の応酬は見応え抜群です。
フィジカルコンタクトの激しさ伝統的に選手同士が激しく体をぶつけ合う「肉弾戦」が好まれます。
他国のリーグではファウルになり得るような激しいタックルや球際の争いも、プレミアリーグでは流されることが少なくありません。

近年は、以下に代表されるような戦術家たちの影響で、技術的なパスワークも高度に融合しています。

  • ジョゼップ・グアルディオラ(マンチェスター・シティ)
  • ミケル・アルテタ(アーセナル)
  • アルネ・スロット(リヴァプール)
  • トーマス・フランク(トッテナム)
  • オリヴァー・グラスナー(クリスタル・パレス)

「伝統的な速さと激しさ」と「現代的な戦術」が共存している点こそが、プレミアリーグ独自のエキサイティングな魅力を生み出しています。

世界中からスター選手が集結

前述の通り、プレミアリーグのクラブは莫大な資金力を持っています。

これにより、世界中からトップクラスのスター選手や、有能な監督を高額な年俸で招き入れることが可能です

プレミアリーグには、いわゆる「外国人枠」(国籍による登録制限)はありません。ただし、選手の登録には独自のルールが設けられています。

プレミアリーグの選手登録ルール

トップチームに登録できる選手は最大25名ですが、以下の2つの主要なルールを満たす必要があります。

ルール内容
ホームグロウン選手制度25名の登録枠のうち、8名以上は「ホームグロウン選手」である必要があります。
(※ホームグロウン選手=国籍を問わず、21歳の誕生日までにイングランドまたはウェールズのクラブに3シーズン以上在籍した選手)
労働許可証(GBE)イギリスのEU離脱(ブレグジット)に伴い、2021年からはEU加盟国の選手も含め、外国籍選手は労働許可証(GBE)の取得が必須となりました。
(※選手の代表歴や所属クラブのレベル等をポイント化し、基準を満たした選手のみに発行)

これらの制度により、単にお金があるだけでは選手を集められず、自国選手の育成も促しながら、一定レベル以上の実績を持つ選手が集まる仕組みになっています。

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激しい競争と戦力均衡

プレミアリーグ最大の魅力は、「どのチームが勝つか分からない」という予測不可能な競争の激しさにあります。

他のリーグでは、特定の2〜3チームが毎年優勝を争う「一強多弱」の状態になることも珍しくありません。

しかしプレミアリーグでは、豊富な資金が下位クラブにも公平に分配されるため、リーグ全体の戦力差が比較的小さくなっています。

これにより、順位表で下位のチームが上位チームを破る、いわゆる「ジャイアント・キリング(番狂わせ)」が頻繁に起こります。

どのチームも気を抜くことができず、毎試合が真剣勝負となるのです。

【奇跡の優勝「ミラクル・レスター」】

プレミアリーグ最大のジャイアントキリングの例としてあげられるのが、2015-16シーズンに岡崎慎司選手も活躍した「レスター・シティ」のリーグ優勝でしょう。

当時のレスターは「残留争いが当たり前」と評価されていましたが、

  • ラニエリ監督のマネジメント力
  • ヴァーディ―、マフレズのアタッカーコンビの攻撃力
  • カンテやドリンクウォーターなどの堅実さ
  • 岡崎選手の献身的な守備

これらがレスターのプレースタイルにピッタリはまり、132年という歴史あるクラブがプレミアリーグで初優勝を成し遂げ、この奇跡は『ミラクル・レスター』と呼ばれ語り継がれています。

このような予測不可能なドラマが生まれることこそが、プレミアリーグが「世界で最も過酷で、最も面白いリーグ」と言われる所以です。

伝統のダービーマッチ

同じ都市や地域に本拠地を置くチーム同士の対戦は「ダービーマッチ」と呼ばれ、リーグ戦の1試合以上の盛り上がりを見せます。

  • ノースウェスト・ダービー(マンチェスター・ユナイテッド vs リヴァプール)
  • マンチェスター・ダービー(マンチェスター・シティ vs マンチェスター・ユナイテッド)
  • マージーサイド・ダービー(リヴァプール vs エヴァートン)
  • ノースロンドン・ダービー(アーセナル vs トッテナム・ホットスパー)

ダービーマッチによるスタジアムの熱気や選手の気迫は圧巻です。

\プレミアリーグのダービーマッチはコチラで解説/

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プレミアリーグを彩る強豪チーム

プレミアリーグがこれほどまでに面白い理由の一つは、リーグの頂点で激しく火花を散らす「強豪チーム」の存在です。

ここでは、常に優勝争いの主役となる「ビッグ6」と呼ばれるクラブ、栄光の歴代優勝チーム、そして現在リーグに所属する全チームを紹介。

さらに、世界最高峰の舞台で活躍する日本人選手にも焦点を当てます。

  • 有名チーム・ビッグ4・ビッグ6を紹介
  • 歴代優勝回数
  • 2025-26シーズンのチーム一覧・チーム数
  • 活躍する日本人選手

有名チーム・ビッグ4・ビッグ6を紹介

プレミアリーグは競争の激しさが魅力の一つで、毎シーズン複数の強豪クラブが優勝を争います。

フットボールリーグ時代から強豪クラブとして有名な、以下の4クラブは「ビッグ4」と呼ばれ、1990年代から2010年代にかけて優勝争いを繰り広げました。

  • マンチェスター・ユナイテッド
  • アーセナル
  • リヴァプール
  • チェルシー

2010年代に入ると、豊富な資金力を背景に

  • マンチェスター・シティ
  • トッテナム・ホットスパー

の2クラブが優勝争いに参加するようになり、「ビッグ6」と呼ばれるようになりました。

\ビッグ4についてはコチラで解説/

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プレミアリーグを観戦するなら、まずはこの「ビッグ6」を覚えておくと、対戦カードの重要性がわかり、より一層楽しめますよ!

クラブ名愛称主な特徴
マンチェスター・ユナイテッド赤い悪魔プレミアリーグ最多13回の優勝を誇る名門。
アレックス・ファーガソン監督時代に黄金期を築きました。
リヴァプールレッズイングランド屈指の歴史と人気を持つクラブ。
熱狂的なサポーターと情熱的なサッカーで近年復活を遂げました。
アーセナルガナーズ2003-04シーズンに「インヴィンシブルズ」(無敗優勝)を達成。
美しいパスワークが伝統です。
チェルシーブルーズ2000年代にロシア人富豪の買収で強豪化。
豊富な資金力で多くのタイトルを獲得してきたロンドンの雄。
マンチェスター・シティシティズンズ2008年のアブダビ資本による買収で世界屈指のクラブに変貌。
ペップ・グアルディオラ監督の下、近年の絶対的王者として君臨しています。
トッテナム・ホットスパースパーズ攻撃的なサッカーを信条とするロンドンの人気クラブ。
「ビッグ6」の中では唯一プレミアリーグ優勝経験がありませんが、常に上位を脅かす存在です。

\ビッグ6についてはコチラで解説/

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歴代優勝クラブ(1992-93 ~ 2024-25)

クラブ名優勝回数主な優勝年度
マンチェスター・ユナイテッド13回1992-93, 1993-94, 1995-96, 1996-97, 1998-99, 1999-00, 2000-01, 2002-03, 2006-07, 2007-08, 2008-09, 2010-11, 2012-13
マンチェスター・シティ8回2011-12, 2013-14, 2017-18, 2018-19, 2020-21, 2021-22, 2022-23, 2023-24
チェルシー5回2004-05, 2005-06, 2009-10, 2014-15, 2016-17
アーセナル3回1997-98, 2001-02, 2003-04 (無敗優勝)
リヴァプール2回2019-20, 2024-25
ブラックバーン・ローヴァーズ1回1994-95
レスター・シティ1回2015-16 (ミラクル・レスター)

2025-26シーズンのチーム一覧

プレミアリーグに参加するチーム数は、全20チームです。

2025-26シーズンは、2024-25シーズンにEFLチャンピオンシップ(2部)から以下の3チームが昇格し、構成されています。

  • リーズ・ユナイテッド(EFLチャンピオンシップ優勝)
  • バーンリー(EFLチャンピオンシップ2位)
  • サンダーランド(EFLチャンピオンシップ プレーオフ勝者)

【プレミアリーグ 2025-26シーズン 所属チーム】

チーム名ホームタウンスタジアム前年度成績
(2024-25 )
リヴァプールリヴァプールアンフィールド1位
アーセナルロンドンエミレーツ・スタジアム2位
マンチェスター・シティマンチェスターエティハド・スタジアム3位
チェルシーロンドンスタンフォード・ブリッジ4位
ニューカッスル・ユナイテッドニューカッスル・アポン・タインセント・ジェームズ・パーク5位
アストン・ヴィラバーミンガムヴィラ・パーク6位
ノッティンガム・フォレストノッティンガムシティ・グラウンド7位
ブライトン&ホーヴ・アルビオンブライトン・アンド・ホヴアメックス・スタジアム8位
ボーンマスボーンマスバイタリティ・スタジアム9位
ブレントフォードロンドンブレントフォード・コミュニティ・スタジアム10位
フラムロンドンクレイヴン・コテージ11位
クリスタル・パレスロンドンセルハースト・パーク12位
エヴァートンリヴァプールヒル・ディッキンソン・スタジアム13位
ウェストハム・ユナイテッドロンドンロンドン・スタジアム14位
マンチェスター・ユナイテッドマンチェスターオールド・トラフォード15位
ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズウルヴァーハンプトンモリニュー・スタジアム16位
トッテナム・ホットスパーロンドントッテナム・ホットスパースタジアム17位
リーズ・ユナイテッドリーズエランド・ロード※(EFL 優勝)
バーンリーバーンリーターフ・ムーア※(EFL 2位)
サンダーランドサンダーランドスタジアム・オブ・ライト※(EFL 4位)

活躍する日本人選手

近年、世界最高峰のプレミアリーグで活躍する日本人選手も増えています。

彼らが強豪クラブを相手に戦う姿は、日本のサッカーファンにとっても大きな見どころの一つです。

近年活躍する主な日本人選手

選手名所属クラブ在籍
遠藤 航リヴァプール2023-
三苫 薫ブライトン2021-
鎌田 大地クリスタル・パレス2024-
田中 碧リーズ2024-

世界最高峰の舞台で日本人選手が強豪クラブを相手に戦う姿は、日本のサッカーファンにとっても大きな見どころの一つです。

プレミアリーグで伝説を残した日本人選手

  • 香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)
    2012-13シーズンに名門マンチェスター・ユナイテッドでリーグ優勝を経験。
    アジア人選手として初めてプレミアリーグでハットトリックを達成しました。
  • 岡崎慎司(レスター・シティ)
    2015-16シーズン、「ミラクル・レスター」と呼ばれた奇跡の優勝メンバーの一員として、献身的なプレーでチームに大きく貢献しました。

世界最高峰の舞台で日本人選手が強豪クラブを相手に戦う姿は、日本のサッカーファンにとっても大きな見どころの一つです。

プレミアリーグの視聴方法

「プレミアリーグは、結局どこで見れるの?」——この疑問は、多くのサッカーファンの悩みの種です。

プレミアリーグの日本国内での放映権は契約変更が頻繁にあり、数年前の視聴方法が今は使えない、ということがよく起こります。

特に2024年からは視聴環境が大きく変わりました。

  • プレミアリーグはどこで見れる?
  • 日本での放送・配信サービスまとめ
  • 視聴料金と選び方のポイント

プレミアリーグはどこで見れる?

2024-25シーズンから2030-31シーズンまでの7年間、プレミアリーグの日本国内での放映権は「U-NEXT」が独占的に獲得しました。

【重要】2024-25シーズン以降はU-NEXTが独占配信

2024年7月、それまで配信を行っていたSPOTVが放映権を放棄し、新たにU-NEXTが独占放映権契約を結んだことが発表されました。

これにより、日本国内でプレミアリーグの試合を視聴できるのは、基本的にU-NEXTのみとなります。

かつては

  • J SPORTS
  • DAZN
  • SPOTV NOW
  • ABEMA(サブライセンス)

など、様々なサービスで視聴可能でしたが、現在は状況が大きく異なっています。

過去の配信サービスと現在の状況

サービス名過去の状況現在(2024-25シーズン以降)
U-NEXTラ・リーガ等を配信プレミアリーグ独占配信 (FAカップも配信)
SPOTV NOWプレミアリーグを配信プレミアリーグ配信終了
ABEMASPOTVから一部試合の
サブライセンスを受け配信
プレミアリーグ配信終了
DAZN過去にプレミアリーグを配信現在はセリエA、リーグ・アン等を配信 (プレミアリーグ配信なし)
J SPORTS過去にプレミアリーグを配信現在はブンデスリーガ等を配信 (プレミアリーグ配信なし)

日本での放送・配信サービスまとめ

2024-25シーズン以降、プレミアリーグを日本国内で視聴する唯一の選択肢は、「U-NEXT」の新サービス「サッカーパック」となります。

U-NEXT「サッカーパック」の概要

U-NEXTは、2024年8月からプレミアリーグの全試合と、FAカップをライブ配信する「サッカーパック」を開始しました。

項目配信内容
プレミアリーグ全380試合(毎節最大10試合)を 全試合ライブ配信
FAカップ3回戦以降の全試合をライブ配信
関連コンテンツ・「プレミアリーグ・レビュー」(ハイライト番組)
・「プレミアリーグ・プレビューショー」
・ ドキュメンタリー など

ABEMAや地上波での放送は?

ABEMAでの視聴: 過去(2022-23シーズンなど)には、ABEMAがSPOTV NOWからサブライセンス(放映権の又貸し)を受ける形で、一部の注目試合(三笘薫選手所属のブライトン戦など)を無料生中継していました。

しかし、U-NEXTが独占放映権を獲得した2024-25シーズン以降、ABEMAでのプレミアリーグ中継は行われていません(2024年10月時点)。

地上波・BSでの放送: NHK BS1などで放送されていた時代もありましたが、現在は地上波・BSでの放送予定はありません。

他リーグのサッカーコンテンツも満載

U-NEXTサッカーパックでは、ラ・リーガ(スペインリーグ)やエールディビジ(オランダリーグ)など、他リーグのサッカーコンテンツも満載です。

項目配信内容
ラ・リーガ
(スペイン1部)
全試合ライブ配信
コパ・デル・レイ
(スペイン国王杯)
全試合ライブ配信
スーペルコパ・デ・エスパーニャ
(スペインスーパーカップ)
全試合ライブ配信
エールディビジ
(オランダ1部)
注目試合を独占配信
ウィメンズ・スーパーリーグ
(イングランド女子1部)
注目試合を配信

視聴料金と選び方のポイント

プレミアリーグを視聴するためには、以下の2通りがあります。

  • 【U-NEXTサッカーパックの単体購入】
  • 【U-NEXT月額プランとサッカーパックの併用】

U-NEXTサッカーパック単体購入

「U-NEXTサッカーパックの単体購入」は、サッカー観戦をメインで楽しみたい方にピッタリのプランです。

月額2,600円(税込)で、プレミアリーグをはじめとする多彩なサッカーコンテンツが視聴できます。

\U-NEXTサッカーパックのみを購入する方法はコチラ/

U-NEXTサッカーパックのみ購入したい!サッカーだけ視聴する方法と料金を徹底解説!U-NEXTの「サッカーパック」のみを利用したい方必見!本記事では「U-NEXT サッカーパック」の契約方法や基本料金について詳しく解説しています。サッカーパックを単体契約して少しでも安くプレミアリーグを視聴したいファンは参考にして下さい。...

U-NEXT基本プランとサッカーパックの併用

U-NEXTの映画やアニメ、ドラマの豊富なコンテンツも楽しみたい、だけどサッカーも全力で応援したいという方には、「U-NEXT基本プラン+サッカーパック」の併用がベストです。

U-NEXTの「月額プラン」(2,189円)では、映画やドラマ、アニメなども見放題になります。

毎月もらえる1,200ポイントをサッカーパックに充てれば、実質2,989円でプレミアリーグ全試合と、U-NEXTの全コンテンツが楽しめるので、非常にお得なプランと言えますね。

まとめ|プレミアリーグは世界最高峰のサッカーリーグ

世界中で大人気のプレミアリーグ。この記事では、その魅力をぎゅっと凝縮してまとめました。

  • 国:プレミアリーグは「イングランド」のトップリーグです(イギリスはイングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの4カ国で構成)。
  • 人気の秘密:莫大な放映権料が全20チームに公平に分配されるため、リーグ全体の戦力が拮抗。「下位が上位を倒す」予測不能な展開が最大の魅力です。
  • スタイル:試合のスピードが非常に速く、選手同士のフィジカルコンタクトが激しいのが特徴です。
  • 見どころ:「ビッグ6」と呼ばれる強豪同士の対決や伝統あるダービーマッチは必見。三笘選手や遠藤選手ら、日本人選手の活躍からも目が離せません。
  • 視聴方法:日本での放送は、2024-25シーズンからU-NEXT「サッカーパック」が独占配信しています。

これだけ魅力が詰まったサッカーリーグ、本当にエキサイティングですよね。 ぜひU-NEXTで、迫力ある世界最高峰の戦いを体験してみてください!

ABOUT ME
すだこ
はじめまして。サッカー大好き1986年生まれの『すだこ』といいます。 小学校3年生からサッカーをはじめ、高校時代にインターハイと選手権大会で全国ベスト16を経験しています。 当ブログ『リベログ』では、サッカー好きの方やサッカー初心者の方へ向けて、主にプレミアリーグやチャンピオンズリーグなどのサッカー情報を紹介します。