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プレミアリーグの交代枠|1試合の交代人数と回数を解説!戦略的な使い方のポイントは?

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プレミアリーグ2023-24シーズンが開幕し、各クラブが試合における交代枠を戦略的に使用しているのが目立ちます。

  • 早めにハーフタイムで交代する
  • 1回で3選手を交代する

など、プレミアリーグの試合を見ていると、交代枠の人数や回数に疑問を感じたことのあるファンも多いのではないでしょうか?

結論から言うと、

  • 1試合の交代枠は5枚
  • 脳震盪の選手を入れ替えられる追加交代が1枚
  • 試合中に3回まで交代可能
  • ハーフタイムに1回の交代可能

というように、交代枠と回数のルールが設けられています。

これらの交代枠をどのように活用するかは試合中の戦術に大きく影響し、交代してから試合の流れが変わることも少なくありません。

監督の手腕が試される選手交代は、サポーターもドキドキわくわくする瞬間でもあります。

そこで本記事では、プレミアリーグの交代枠や回数、交代枠の戦略的な活用方法などを考察していきます。

交代枠に注目しながらプレミアリーグを楽しみましょう。

プレミアリーグの交代枠ルール

サッカーの戦術は選手個々の技術やフィジカルだけでなく、指導者の戦略的思考が大いに影響します。

その中で、過密日程のプレミアリーグを戦い抜くうえで重要な要素になってくるのが「交代枠」です。

プレミアリーグの試合中に選手を交替できる人数と回数のルールを解説します。

交代枠のルール

冒頭でも述べたように、プレミアリーグの交代枠のルールは以下のように設けられています。

  • 1試合の交代枠は5枚
  • 脳震盪の選手を入れ替えられる追加交代が1枚
  • 試合中に3回まで交代可能
  • ハーフタイムに1回の交代可能

交代枠は原則的に「5枚」までとなっています。

ただし、試合中の選手が脳震盪を起こした場合、5人の交代枠に影響を与えずに選手の交代が可能とる追加交代枠が「1枚」増えます。

脳震盪交代の導入により、選手の安全確保がより一層重視されるようになりました。

交代回数については、

  • 試合中に3回
  • ハーフタイムに1回

の交代機会が与えられます。

ベンチ入り9人の選手の中からどの選手をどこのタイミングで交代させるかが勝利の鍵となります。

1回に3人を交代したり1人だけ交代したり、交代方法は多種多様になりました。

交代枠の変化について

新型コロナウイルスの影響によって生じたタイトスケジュールを懸念して、国際サッカー連盟(FIFA)の発案の下、これまで1試合「3枚」だった交代枠を暫定的に「5枚」に増加させてきました。

しかし、一部のクラブからプレミアリーグでは「選手層の厚いビッグクラブに有利だ!」と反対され、2020-21シーズンから通常の交代枠「3枚」に戻していました。

その後、過密日程による選手の故障が不安視され、2022-23シーズンから5人の交代枠が再導入されることになりました。(回数はハーフタイムを除いて3回まで)

交代枠が増加してたくさんの選手を見ることができるようになりました。

交代枠の増加は、

  • 選手のケガのリスクを減らす
  • 試合展開に柔軟に対応できる

といったメリットをもたらします。

試合結果を左右するだけのものではなく、選手のパフォーマンスを維持するために重要なルール変更といえるでしょう。

しかし、CLやELに出場すると中3日や中2日で試合が行われるクラブも出てきます。

中堅クラブや下位クラブの選手層では主力選手のフル出場が続くことが多いので、まだまだ怪我のリスクやリカバリーに課題が残るのかなと感じています。

「交代枠が10あってもいい」という監督もいるほど、過密日程による怪我のリスクは高いです。

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交代枠を戦略的に利用するためのポイント

交代枠を戦略的に活用することで、試合の流れを変えたり、ゲームプランを有利に進めることが可能となります。

そのためには、

  • 選手のコンディションの観察
  • 交代のタイミング
  • 選手の特性を理解する

といったポイントが重要となります。

選手のコンディションの観察

サッカーでは、選手一人一人のコンディションが試合結果に左右するといっていいほど重要な要素となります。

  • 怪我の状態が悪化
  • 疲労からくるパフォーマンス低下

低下など、監督はプレーヤーの状態を的確に把握することが求められます。

特に、選手が怪我をして交代を余儀なくされてしまった場合、怪我をした選手の代わりに誰がそのポジションを補うのか即座に判断する必要がでてきます。

交代選手のコンディションを日頃の練習や試合から観察しておくことが重要です。

選手の動きが鈍くなったりミスが目立つようになってきたら、それは交代を検討するサインかもしれません。

怪我での交代枠の使用はゲームプランが崩れるかもしれませんが、監督の腕の見せ所でもあります。

適切なタイミングでの交代

交代枠を上手く活用するためには、そのタイミングも非常に重要になってきます。

戦略的に交代枠を使うことで試合の流れを大きく変えることができます。

  • 相手チームが疲れてきたタイミングで新鮮な選手を投入して相手にプレッシャーをかける
  • スペースが空いてきたと感じたら裏を取るのがうまい選手を投入する
  • 間延びしてきたらパスでリズムを作るのがうまい選手を投入する
  • 試合終盤で勝ち越しゴールを狙うなら、得点力や高さのある選手を投入する
  • 試合のリードを守りきるために守備的な選手を増やす

というように、試合の流れや状況を読み取り適切なタイミングで交代枠を使用することで、チーム全体の勢いが上げったり、試合を有利に進めることができるようになります。

勝負の仕掛けどころでもあります。

選手の特性を理解する

交代枠を戦略的に利用するためには、選手の特性を理解することも非常に重要です。

選手一人一人の特性を理解し、適正なポジションに配置することで選手個々の良さが活きてきます。

ピッチ上の選手と交代する選手の特性を照らし合わせ、適切なタイミングで最適な選手を投入することが、試合結果に大いに影響を及ぼします。

フォワードという1つのポジションであっても、

  • ポストプレーが得意
  • 裏への抜け出しが得意
  • クロスに合わせるのが上手い
  • 一人でシュートまで持っていける
  • 前線からの守備を怠らない

など、選手個々の特性は様々です。

試合の流れや相手チームの弱点などを観察して、どのポジションにどのような特性の選手を投入するかを考えることで、交代枠の活用をさらに戦略的なものにすることができます。

サッカーファンも「この選手を使った方がいいんじゃないか?」など考えるのが楽しいものです。

実際の試合における交代枠の活用例

試合の展開や状況に応じて変わる交代枠の活用は、試合を有利に進める大切な戦略の一つです。

  • 攻撃のスイッチを入れるため
  • 守備を固めるため
  • 試合の流れを掴み直すため
  • 負傷した選手を交代させるため
  • 警告を貰ってチームバランスが崩れたため

など、交代枠の衣装方法は多種多様です。以下に、実際の試合でよく見られる交代枠の活用例を見ていきましょう。

攻勢時の交代枠の使用

攻勢時の交代枠の利用は、得点力があってフレッシュな選手を投入することで、相手チームにプレッシャーを与えつつ、自チームの得点力を高めていきます。

一例として、

  • チームが劣勢から逆転するためにセットプレーが得意な選手を入れる
  • 流れを掴んでいてさらに優位に立つために、攻撃の起点となる選手やゲームメイカーを入れる
  • 前線からプレスを掛けたいのでボールを追いかけられるスピードある選手を入れる
  • サイドから崩したいのでドリブルが上手い選手や裏を取るのが上手い選手を入れる

このように攻勢時の交代枠の使用は、試合の流れをより有利にし、ゴールを奪う可能性を高める対策の一つとなります。

守備時の交代枠の使用

守備時の交代枠の利用は、主に守備を固めて逃げ切ることが目的で行われます。

  • 攻撃的な選手と交代して守備にかける人数を増やす
  • 体格の大きな選手を入れて、コーナーキックやフリーキックからの失点を防ぐ
  • 攻め込まれていたサイドバックを交代して攻撃の芽を摘む
  • 試合後半で疲労が蓄積してきた時にフレッシュな選手を投入して攻撃を防ぐ

というように、失点したくないという場合に守備の選手を交代するシーンが目立ちます。

引き分け状態での交代枠の使用

引き分け状態では、交代枠の活用が試合の結果を大きく左右することがあります。

  • 勝ち越すために攻撃的な選手を投入するか
  • 負けないように守備的な選手を投入するか

攻守のバランスが試合展開に大きく影響を与えます。

特に終盤では、試合の流れや相手チームの状態を読み取り、短い時間でゲームを決定付ける可能性のある選手を投入する戦略が重要となります。

引き分け状態での交代枠の使用は非常に戦略的な判断が求められます。

ゲーム内容が良ければ交代枠使用しない時もあります。

負傷時の交代枠の使用

試合中に選手が負傷した場合、その選手の交代が必要となることがあります。

筋肉系のトラブルや靭帯の損傷、脳震盪といった重篤な負傷をした可能性がある場合は、即座に負傷した選手を交代させることが重要です。

試合続行できないとなった場合、

  • 控え選手の特性
  • 適性ポジション
  • 試合の状況

などを考慮しつつ、即座に交代選手を選ばなければなりません。

一方で、軽度の負傷であれば少し様子をみてから再投入する選択肢もあります。

負傷時の交代枠の使用は試合の流れや控え選手の状態を把握し、適切な判断を下す戦術的なセンスが求められます。

負傷で交代枠を使用するとゲームプランが崩れる可能性がでてきます。

警告を貰ったときの交代枠の使用

プレミアリーグの試合では、選手が

  • イエローカード2枚
  • レッドカード1枚

の警告を受けると退場処分となり、その試合からの除外が決まります。

そのため、警告を受けた選手を交代させることは、一つの重要な戦術となり得ます。

例えば、前半で警告を貰った選手がいた場合、後半開始直後に交代を行うことがあります。

これは、

  • 再び警告を受けて退場処分となるリスクを回避する
  • 退場を恐れて消極的なプレーにならないようにする
  • 次節の重要な試合に出場させたい

といった策でもあります。

また、一発退場してしまうと戦術を大きく変更しなければならないケースも多いです。

例えば、CBの選手が退場した場合、カウンター重視に戦術を変更してFWの選手に代わってCBを投入することもあります。

早い時間帯での交代枠の使用は、その後の戦術変更や怪我人が出た場合に対応しづらくなるといったデメリットもでてきます。

早い時間帯の警告は監督にとってシビアになる要素でもあります。

累積警告数なども考慮して交代枠が使用されます。

逆に、警告を受けた選手を交代せずにプレーさせ続けることで後半の戦略に臨むチームも多いです。

これは選手それぞれに持ち味や戦術的価値があり、なるべくそのままの布陣で戦い抜くことで試合の流れを断ち切りたくないという考えがあるからです。

その選手が無駄なファウルで退場しないようにチームメートがバックアップするなど、協力しながら試合を進めていきます。

警告を受けた選手を交代させるかどうかの判断は一つのギャンブルでもありますが、その判断によって試合展開が大きく変わることもあります。

警告を貰うと緊張感ある中で試合が進行するので、サポーターもヒヤヒヤしながら試合を観戦しなくてはなりません。

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プレミアリーグの交代枠ルール|まとめ

  • 1試合の交代枠は5枚
  • 脳震盪の選手を入れ替えられる追加交代枠が1枚
  • 試合中に3回まで交代が可能
  • ハーフタイムに1回の交代が可能

過密日程のプレミアリーグを戦い抜くためには、交代枠の枚数と試合中の交代回数を戦略的に利用することが必須になってきます。

試合中の交代のタイミングだけでなく、選手のコンディションや特性を理解し適用することが重要です。

交代枠の使い方がクラブのパフォーマンスにどの程度影響を及ぼすか、試合状況やチームの戦術に応じて交代枠をどのように活用していくのか、というポイントにも注視してプレミアリーグを楽しんで視聴していきましょう。

ABOUT ME
すだこ
はじめまして。サッカー大好き1986年生まれの『すだこ』といいます。 小学校3年生からサッカーをはじめ、高校時代にインターハイと選手権大会で全国ベスト16を経験しています。 当ブログ『リベログ』では、サッカー好きの方やサッカー初心者の方へ向けて、主にプレミアリーグやチャンピオンズリーグなどのサッカー情報を紹介します。
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