フットサルシューズ選びは、プレーの快適さを左右する大事なポイントですよね。
ですが、数あるメーカーの中からどのシューズが自分に合うのかを見極めるのは、なかなか大変な作業です。
そこで本記事では、初心者にぴったりのフットサルシューズを選ぶために、12の人気メーカーを徹底解説!
それぞれのメーカーが持つ特徴をわかりやすく紹介します。お気に入りの1足を見つけて、フットサルライフを楽しみましょう。
フットサルシューズ各メーカー毎の特徴
フットサルシューズは多くのスポーツメーカーが手掛けていますが、その中から自分の足に合ったフットサルシューズを見つけるのは難しいですよね。
ここでは、各メーカー毎の特徴をざっくりと紹介するので、フットサル初心者やフットサルシューズ選びに悩んでいる方は是非参考にしてみて下さい。
①adidas(アディダス)
アディダスはドイツ発祥のスポーツメーカーで、デザイン性・機能性ともにトップレベルのフットサルシューズでとても人気があります。
足幅は、標準~やや幅広の人向けです。
現在、アディダスから販売されている主なシリーズは以下の通りです。
種類 | 備考 |
---|---|
X (エックス) | 軽量でフィット力・スピード重視 |
COPA (コパ) | 柔らかい素材で〝素足感覚〟のボールタッチ重視 |
PREDATOR (プレデター) | フィット力抜群、コントロール重視 |
SALA (トップサラ) | インドア用フットサルシューズのベーシックモデル |
初心者の方は、迷ったらクッション性・軽量性のあるトップサラがおすすめです。
②NIKE(ナイキ)
ナイキはアメリカ発祥のスポーツメーカーで、デザイン性・機能性ともにアディダスと並んでとても人気のあるフットサルシューズです。
足幅は、やや狭い~標準の人向けです。
現在、ナイキから販売されている主なシリーズは以下の通りです。
種類 | 備考 |
---|---|
MERCURIAL (マーキュリアル) | 軽量でフィット力・スピード重視 |
PHANTOM (ファントム) | 弾力のある履き心地でボールタッチを強化 |
TIEMPO (ティエンポ) | 天然皮革が足に馴染み快適さを生む |
縫い目が少なくシャープなデザインが多いのも特徴です。
③asics(アシックス)
アシックスは日本発祥のスポーツメーカーなので、日本人の足にフィットしやすく国内でも人気を集めています。
足幅は、標準~幅広の人向けです。
現在、アシックスから販売されている主なシリーズは以下の通りです。
種類 | 備考 |
---|---|
DS LIGHT (DSライト) | 耐久性に優れ雨天時にも高性能 |
DESTAQUE (デスタッキ) | グリップ力・フィット力・安定力抜群 |
TOQUE (トッキ) | 素足感覚でプレーできるボールタッチ重視 |
CALCETTO (カルチェット) | 基本性能を搭載、ワイド設計 |
デスタッキはカンガルーレザーを使用した、アシックスの定番・人気フットサルシューズです。
④PUMA(プーマ)
プーマはドイツ発祥のスポーツメーカーで、数年前は多くのフットサル日本代表選手も愛用していました。
足幅は、やや狭い~標準の人向けです。
現在、プーマから販売されている主なシリーズは以下の通りです。
種類 | 備考 |
---|---|
FUTURE (フューチャー) | フィット力抜群!高いアジリティ能力を再現 |
KING (キング) | 高い強度があり試合中にフィット感が崩れにくい |
ULTRA (ウルトラ) | 圧倒的な軽さや柔軟性を再現、スピード重視 |
定番の白黒デザインや派手なデザインまで豊富です。
⑤mizuno(ミズノ)
ミズノは日本発祥のスポーツメーカーで、日本人の足にフィットしやすいのはもちろんのこと、屈曲性に優れているという特徴があります。
足幅は標準~やや幅広の人向けで、多様なサイズを販売しています。
現在、ミズノから販売されている主なシリーズは以下の通りです。
種類 | 備考 |
---|---|
REBULA (レビュラ) | スピード重視、横ズレを抑制しキレのある動きをサポート |
MORELIA (モレリア) | 軽量・柔軟・素足感覚を追究 |
MONARCIDA (モナルシーダ) | クッション性・グリップ力・フィット力抜群 |
伝統的なモレリアがフットサルでも履けるのは嬉しいですね。
⑥umbro(アンブロ)
アンブロはイギリスで誕生したスポーツメーカーですが、他のメーカーに比べて横幅が少しワイドに設計されているので、日本人の足の藻馴染みやすい特徴があります。
足幅は標準~幅広の人向けです。
現在、アンブロから販売されている主なシリーズは以下の通りです。
種類 | 備考 |
---|---|
ACCERATOR (アクセレーター) | フィット力と安定性を追究 |
UVR (ユーブイアール) | しっかり蹴り込める、足馴染み抜群 |
UMB クロス | 普段・ランニング・フットサル、蹴って走れるトレシュー |
つま先までゆったりと履けるのもアンブロの特徴です。日本企画で普段履きもフットサルでも使用できる面白いトレシューも販売されています。
⑦PENALTY(ペナルティ)
ペナルティはブラジル発祥のスポーツメーカーです。ブラジルらしいカラーと個性的なデザインが多いので、コート内での存在感もあります。
足幅はやや狭い~標準の人向けのものが多いです。
現在、ペナルティから販売されている主なフットサルシューズは以下の通りです。
種類 | 備考 |
---|---|
CRAQUE (クラッキ) | フィット力・安定力重視 |
XANGO (ジャンゴ) | 激しいステップにも対応するホールド力 |
ピンクの入ったデザインもあるので女性にもおすすめです。
⑧ATHLETA(アスレタ)
アスレタもブラジル発祥のスポーツメーカーで、ジャージやプラクティスシャツなどのデザインも格好よくとても人気のあるブランドです。
フットサルシューズの販売は2016年からと遅いですが、アスレタのデザインとカラーがシューズにもしっかりと影響されていて格好いいです。
足幅は標準~やや幅広の人向けです。
現在、アスレタから販売されている主なフットサルシューズは以下の通りです。
種類 | 備考 |
---|---|
Rodorigo (ロドリゴ)) | ホールド力が良くプレーの横ブレを軽減 |
Arthur (アルトゥール) | クッション力・安定力重視 |
ウェアも人気があるので、揃えると格好よく決まりますね。
⑨SVOLME(スヴォルメ)
スヴォルメは日本発祥のフットボールメーカーで、サッカーシューズの販売は2011年からと遅めです。
足幅はやや狭い~標準の人向けです。
お洒落なデザインのプラクティスシャツが印象的なスヴォルメですが、フットサルシューズもカラフルでお洒落なデザインが多いので女性ウケもいいです。
現在、スヴォルメから販売されている主なフットサルシューズは以下の通りです。
種類 | 備考 |
---|---|
URBANO (アルバーノ) | 未経験者でも心地良いフィット力がある |
ELHISTA (エルヒスタ) | 軽量でフィット力があるのでボールタッチ重視 |
SOLDANTE (ソルダンテ) | フィット力・ホールド力がGOOD! |
デザインがお洒落で可愛いので、スボルメを履いている女性も多いです。
⑩hummel(ヒュンメル)
ヒュンメルはデンマーク発祥のスポーツメーカーで、優れた制動性やクイックな動きをサポートするグリップ力が特徴です。
足幅は標準~幅広い人向けです。
現在、ヒュンメルから販売されている主な主なシリーズは以下の通りです。
種類 | 備考 |
---|---|
IMPALI (インパリ) | 耐久性に優れている、ワイドフィット |
APICARE (アピカーレ) | 滑らかなフィット力、踏み込み時のズレを抑制 |
ジュニア用も豊富です。
⑪Desporte(デスポルチ)
デスポルチは日本発祥のフットボールメーカーで、プロ選手の愛用者も多いため、フットサル界では人気ブランドになります。
足幅は標準~やや幅広い人向けです。
現在、デスポルチが販売している主なフットサルシューズは以下の通りです。
種類 | 備考 |
---|---|
カンピーナス | デスポルチの代表的モデル 優れたフィット力と耐久力を両立 |
サンルイス | フィット力と足裏の衝撃吸収に優れる |
個人的なイメージですが、デスポルチは上手い人が履いている感じが多いです。
⑫LUZ a SOMBRA(ルースイソンブラ)
ルースイソンブラは日本発祥のフットボールメーカーです。とてもシンプルなデザインが特徴的で、スタイリッシュなビジュアルが好きな方におすすめです。足幅は標準の人向けです。
現在、ルースイソンブラから販売されている主なシリーズは以下の通りですです。
種類 | 備考 |
---|---|
ALA CORTA (アラコルタ) | 軽量性としなやかさを追究、ボールタッチ重視 |
AXIS-1 | 軽量性と耐久性のバランスを追究 |
あまり履いている人を見たことがないので、他の人と被りたくない人におすすめです。
フットサルシューズの選び方
フットサルメーカーによって形が違っているのがわかったのではないでしょうか?
メーカー毎の特徴を理解し、以下のポイントを基準にしてフットサルシューズを選んでいきましょう。
①環境で選ぶ(室内用・人工芝用)
フットサルをプレーする環境は大きく分けて屋内と屋外があります。
- 体育館で使用するシューズを「インドアシューズ」
- 人工芝で使用するシューズを「トレーニングシューズ(トレシュー)」
と呼びます。
それぞれの特徴は以下の通りです。
プレー環境 | 特長 |
---|---|
体育館 (屋内) | ・一般的にフットサルシューズ=インドアシューズのこと ・主に体育館で使用する ・靴底にデコボコが少なくフラット ・体育館の床に色が付かないように靴底が飴色や白色になっている |
人工芝 (屋外) | ・一般的に「トレーニングシューズ(トレシュー)」と呼ばれる ・人工芝で滑らないように靴底に突起(デコボコ)がある ・雨で濡れたコートでも使用できる ・屋内では使用禁止 |
初心者の方は、靴底がフラットかデコボコしているかで、屋内用・屋外用を見分けましょう。
\インドアシューズとトレーニングシューズの違いはコチラで紹介/
②素材で選ぶ(人工皮革・天然皮革)
フットサルシューズの素材には
の2種類があります。
それぞれの特徴は以下の通りです。
素材 | 特長 |
---|---|
人工皮革 | ・人工的に合成繊維やポリウレタン樹脂などを組み合わせている ・マイクロファイバーなどの高性能素材を使用している ・耐水性に優れている ・伸びにくくフィット力がイマイチな場合もある ・値段が安め |
天然皮革 | ・牛やカンガルーなどの動物の皮を使用している ・伸びやすく使用するほど足に馴染んでくる ・耐水性に劣る ・型崩れしやすい ・値段が高め |
どちらもメリット・デメリットがありますが、初心者の方は素材はそこまで気にしなくてもいいでしょう。
③足にフィットしたものを選ぶ
靴のサイズはフットサルシューズを選ぶうえで、最も大切なポイントになってきます。
サイズが合わないと靴擦れを起こすだけではなく、靴の中で足が動いたり締め付けられたりして捻挫やケガの原因になることもあります。
踏ん張りがきかなかったりプレーにも影響するので、以下の点に注意して自分の足にぴったりフィットするフットサルシューズを選ぶのがおすすめです。
- 足幅が合っているか(足が締め付けられる感じがないか)
- 足の甲が合っているか(靴ひもが広がったり締まりすぎていないか)
- 爪先に5mm程度の余裕があるか
- 足の指は5本動かせるか
フットサルのソックスは厚手にできているので、フットサルシューズを試着する時は、厚手の靴下を履いていくかフットサルソックスを持って試着しましょう。
\足幅の測り方はコチラのサイトで確認できます/
④ビジュアルで選ぶ
フットサルシューズはメーカーも豊富で、シンプルなデザインものから派手なデザインものまで多種多様にあります。
どのフットサルシューズがいいか迷った時は、自分の好きなデザインやカラーから選ぶのもいいでしょう。
自分の好みのデザインの方が、「もっと上手くなりたい!」「早く練習がしたい!」などとモチベーションが上がることも多いです。
フットサルシューズ選びに迷った時は、自分の足に合ったメーカーの中から
などからお気に入りのシューズを探してみて下さい。
フットサルシューズ『12メーカー』の特徴|まとめ
各メーカーの特徴はあくまでも目安です。
メーカーから販売されているシリーズ毎でも足幅は変わってくるので、試着してから選ぶのが一番です。
自分の足にぴったりフィットする自分好みのデザインのフットサルシューズを選んで、是非フットサルを楽しく続けて下さい。
本記事があなたのフットサルライフに役立ってくれたら幸いです。